私の家政夫ナギサさん実際のMRの仕事との違いは？第三、四、五話

多部未華子主演の火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(通称：わたナギ）が、（毎週火曜夜10:00〜）から放送されています。
多部未華子の職業はMR（医薬情報担当者）としてバリバリ働く、バリキャリアラサー女子を演じています。

実際の仕事との比較
実際とは違うと感じたところ
1. 担当医の出身大学を知らない
2. 講演会後に先生に同業が質問するのに並んでいる
実際と同じと感じたところ
まとめ
1. 「見逃してしまった」方には！！

実際の仕事との比較

私もここ数年前までMRをやっていました。なので、ドラマを見て、妙にリアリティがあって過去を思い出して泣けたり、そこは全然違うよ〜というところがあったりします！

少しずつ、MRの仕事の描写が少なくなってきているので、
今日は第三〜五話について、ドラマの中と現実のMRとの違い・共感できる部分などを書いていきたいと思います。

遙人が顔にソフトクリーム🍦をつけちゃうシーン、ものすごい暑い日☀️でソフトクリームはすぐ溶けてベタベタに💦

そのせいで何度も何度も顔にソフトクリームをつけなきゃいけなかった遙人🌀撮り終わった時には顔中が甘かったそうです😋#わたナギ #私の家政夫ナギサさん #多部未華子 #眞栄田郷敦 pic.twitter.com/EyomhUboFA

— 【公式】火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』毎週火曜よる10時 (@watanagi_tbs) August 4, 2020

実際とは違うと感じたところ

担当医の出身大学を知らない

ドラマの中で、メイが肥後先生に「〜大学出身なんですね。知らなかったです。」というシーンがありました。これは、優秀なMRが知らないことはあり得ません。

というのも、医師の出身大学によって、縦横の繋がりがあって、どの先生のオピニオンが処方に反映されやすいかが関わってくるからです。ですので、基本的に、優秀なMRは把握しています。

私は、配属当初、ダメダメMRだったので、「先生の出身大学はどこですか？」と流れ的に聞いてしまい、先生からそっぽむかれた経験があります（涙）そこから挽回するのにとても時間がかかり、とても苦しい体験をしました。そのくらい、大切なことでした。

講演会後に先生に同業が質問するのに並んでいる

肥後先生の講演会の後、盛況に終了したことを描写するために、肥後先生にたくさんの先生が並んで質問しているシーンがありました。

あのシーンを見て違和感を感じました。

講演会の最後には必ず、Q＆Aコーナーがあり、そこで気になる先生は質問されていました。

講演会の時間は決められているので、終了後に並んで聞くということはありません。

その代わり、懇親会というものが設けられていることが多く、講演会の後、会場を移して、ホテルのブッフェを食べながら、登壇された医師に質問したい先生は質問するというケースはあります。

実際と同じと感じたところ

【出演番組情報】
7月31日(金)よる7時から放送の#人気を考察売れっ子ちゃんに #わたナギが取り上げていただけることに🤗
番組Twitterで『 #私の家政夫ナギサさん』の人気の秘密や魅力を考察してほしいそうです❣️
ぜひ皆さんが思う、わたナギの魅力を投稿してくださーい✨ https://t.co/xzXaxm7uin

— 【公式】火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』毎週火曜よる10時 (@watanagi_tbs) July 29, 2020

肥後先生みたいな若い先生から誘われる！

ドラマを見て、MRとドクターの恋ってありえるの？？
と思った方いらっしゃるのではないでしょうか？？

これは、まれにあり得ますが、クリニックは難しいです・・・。

ドラマの設定では、クリニックに勤めているので、クリニックを開けるドクターというのは、とても若くて４０代前後という印象です。
というのも、開業するためには、大学病院で研修医として数年下積みをして、病院を回ってからクリニックを開業されます。

肥後先生の様な素敵なドクターにクリニックで出会えるというのは、ほぼ難しいのです・・・。

但し、大学病院担当になれば若い先生も研修医として勤務されているので、あるかもしれないです。実際に私の周りでも医師と結婚した人もまれにいました。

競合MR同士で懇親会を開き、仲良くなる

これは、実際ありましたね！

自身の周辺の競合MRと地域の情報交換という名目で、懇親会を開いていました。

その中で知り合って、恋に落ちたりということもあると思います。

特に、卸訪問の際には、様々なMRが出入りするので、そこで一目惚れして声をかけてデートに誘われて結婚したケースもあります。
卸の方と仲良くなって結婚するケース、これもとても多かったです！！

新規病院開設の際の下調べ

第５話では総合病院が開設するので、下調べを行っていましたね。

これもよくあります。

というのも、新規病院の薬剤採用を狙えば、そのままずっと使用してくれるケースが高いです。
途中で、処方を変更してもらうのは、先生の手間や事務作業の手間などもあるんです。
例えば、処方薬のスタンプをカルテに押して、医療事務に回す先生だと、スタンプを作成してもらわなければなりません。ですので、新規開業の時が、大チャンスとなります！！

新規開業情報があると、担当MRはラッキーな反面、めちゃくちゃ忙しくなるので、ちょっとブルーになる瞬間でもあります（笑）