ビジネス英語スキルを上達させたい!どうやって交渉すればいい?

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35歳女性の私は、現在会社勤めをしながら、オンライン英語講師として、ビジネス英語を含んだ英語全般を教えています。ビジネス英語スキルを身につけるにはどうしたらいいか?カナダでも勤務経験があり、日本でも英語を使って仕事することもある中で、私なりに経験して感じたことをブログに書きたいと思います。

自分の味方になってもらうには?

まず、ビジネス英語で相手との交渉やお願いしたいことがあった場合、

一番意識しないといけないことは、自分の味方になってもらうことです。

これは、そもそも論なのですが、日本人のように用件だけを伝えたら動いてくれると思うと大きな間違いです。中には優秀な外国人がいて、こちらから少しお願いすれば10になって返ってくる、そんな人もいるかもしれません。でも、本当にごく僅かであり、それが大半ではないということを肝に銘じることです。

いきなり結論から入らずに、相手を知るために色々と相手の国や文化、興味について話すことが重要です。そうすると、向こうも多少なりともこちらへ興味を持ち、質問してくれることが出てきます。
そうして初めて、頼み事や交渉へ進むべきなのです。

これは、ビジネス英語以前のことで、相手に物を頼む時に快く引き受けてもらうにはどうしたらいいか少し考えたら分かることなのですが、ビジネスの現場、特に英語となると、緊張して伝えるだけで精一杯になりがちではないかと思い、敢えて書いています。

話はそれますが、ゼレンスキー大統領の演説で、日本に対して要請をしていました。
彼の演説はとても上手で、相手を動かすことをとても考え抜かれたものでした。
私たちの国のことをよく調べて、私たちが共感するような「津波、原発、サリン」などのトピックを混ぜながら訴えかけていたのです。戦争中に相手の国のことも調べて考えながら伝える。本当にすごいことだと思います。

あの演説を聞き、多くの日本人が応援したいと思ったのではないでしょうか?

あの演説から学べるように、我々も交渉したい時、こちらから一方的に用件を伝えるだけではなく、あのように味方になってもらえるよう、相手を知って相手を動かすような共感できるような内容を会議の中に取り入れることが必要なのです。

ですので、会議の初めには、雑談から入ることをお勧めします。
会社や業種によるでしょうが、雑談のみの会議を設定し、お互いを知る時間をもうけるのもありです。
そして、共感できるワードを会議の中で入れながら、相手の興味を引き、味方になってもらうことが重要なのです。

何をしてほしいかを明確に!

これはビジネス英語に特化した内容ではありませんが、
特に英語でプレゼンテーションや資料を作るときに注意して欲しいのは、
何をしてほしいのかを明確に赤字や太字で記載しておくことです。

背景やスケジュールなんかが細かく細かく書かれていて、結局何をしてほしいの?という会議に何度か出たことがあります。
これは日本の場合でも同じですが、こういった場合は何も進まないと思ったほうがいいです。

会議が終わった後、再度お礼のメールとともに次回までに何をしてほしいのかをリマインドすることも有効的です。なぜなら、忙しい中、忘れてしまうことも大いにあるからです。

締め切りを早めに設定して、リマインドをかける

締め切りを敢えて2週間ほど前倒しでお願いしておく!

日本人だと締め切りは、本当の締め切りだと感じますが、多くの外国人は締め切りまでにタスクが終了する人は少ないと思っていたほうがいいです。
もちろん、業種や国籍など個々人で多少なりとも日本人のように、締め切りを守る人もいます。
しかしながら、少なめであると思っていたほうがいいです。

1週間に1度はリマインドをいれながら、お願いを何度か頻繁にすることをお勧めします。

TOEICの勉強は辞めて、まずは会話力を高めること!

多くの日本人はビジネス英語=TOEICに結びつくのではないでしょうか?
それはお勧めできません。

なぜなら、私自身、TOEICの勉強ばかりをして全然話せなかったからです。
私の場合、900点近いスコアを持ちながらも、英語で相手に交渉するなんてできませんでした。
できることといえば、相槌を打つことくらい・・・。
それは完全にアウトプットをする機会が欠落していたことが原因でした。

ビジネス英語の現場では、もちろん、文章を書くことも必要ですが、やはりコミュニケーションが一番大切だと思っています。メールでの返信がない場合、やはり直接電話することが大切だと思います。
メールなんかは今やGoogle翻訳のような間違いがあっても多少は通じる英語の文章を書くことは誰にでもできるのです。

そう考えると、オンラインで受けられるような英会話はお勧めです。
なぜなら、安い価格帯でアウトプットをたくさんする機会を作れるからです。

私は、オンライン英語講師をしながら、オンラインレッスンも受けています。
今まで出会った教材の中でも、ビジネス英語の教材として優れていると思ったのが、オンラインのNativeCampの「実践!仕事の英語」という教材です。
私は、書籍も購入し、繰り返し勉強していますが、実践的な内容でとても役立つものなので、お勧めです。

実際に海外のメンバー含めてプロジェクトを立ちあげるとなった場合の会合の仕切り方やプロジェクトの進め方、今は難しいですが、打ち上げで居酒屋に行った時などの英語での表現を学ぶことができます。

この教材は、NativeCampというオンラインの中でしか閲覧・購入できないので、一度試しに受けてみてはいかがでしょうか?
1週間、無料体験レッスンが受け放題ですので、その間に受講して、気に入らなければ退会されるといいと思います。

まとめ

まず、ビジネス英語を向上させるにはこのような心構えが必要であることをお伝えしました。
①相手に味方になってもらう
②何をしてほしいのかを明確にする
③締め切りを早めに設定し、リマインドをかける

このような心構えを持って、アウトプットをたくさん行えるオンラインの英会話を受講されることをお勧めします。なぜ、オンラインかというと手軽でいつでもできるので、結局英語をトータルで話す時間が長くなるからです。

私自身、NativeCampというオンライン英会話で4年ほど勉強を続けていて、
とてもコスパがよく満足している内容なので、一度体験レッスンを受けてみることをお勧めします。

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