2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のロゴマーク「最優秀作品」を発表した。このロゴについてネット上では、「なんか気持ち悪い」「かわいい」など様々な声が挙がっている。なぜ、このロゴに決定したのか?選考基準はなんだったのか?選考委員は誰だったのか?を調査してみた。
えっなんでこれなの??
大阪・関西万博のロゴ、候補の中だと、色を抜いたりシルエットにしても意匠が崩れないのってE案しかないんだよね。今後大小さまざまな場所、素材にプリントして使うので、こういうシンボル性が高くて強いデザインが選ばれる。他の案は繊細過ぎた。なんか東京五輪の新ロゴのときもこんな感じだった。 pic.twitter.com/EpyIvozKfa
— 佐呂間天 (@saromaten) August 25, 2020
いくつか候補案は挙がっていた様ですが、Eの案が飛び抜けて、インパクトがある気がしますね!
インパクトで選ばれたのでしょうか?選考基準は、なんだったのでしょうか?
選ばれる基準とかあったの?
選考基準は以下の通りでした。
- 世界中の多くの人に愛されるものか
- テーマ・メッセージをとらえ、大阪・関西万博への期待感を高めるものであるか
- デザインとして優れ、様々な媒体で広く活用可能か
- オリジナリティがあるか
確かに、この選考基準を見ると、今回の大阪万博のロゴは適している感じがしますね!
世界中から愛されるものか?という視点を考えると、とてもインパクトがあり、納得できる感じがします。
誰が選んだの?
座長は、流石、大阪出身の建築家の安藤忠雄さんでした。現在78歳だそうですね!とてもパワフルで、未だに大活躍されていて素晴らしいですね!
座長
- 建築家
- 安藤 忠雄
- TADAO ANDO
以下が選考委員になります!
選考委員
- 漫画家
- 荒木 飛呂彦
- HIROHIKO ARAKI
- 映画監督
- 河瀨 直美
- NAOMI KAWASE
- 元サッカー日本女子代表
- 澤 穂希
- HOMARE SAWA
- 国際連合広報センター 所長
- 根本 かおる
- KAORU NEMOTO
- 弁護士(桜坂法律事務所)
- 林 いづみ
- IZUMI HAYASHI
- グラフィックデザイナー
- 原 研哉
- KENYA HARA
- 経済産業省 大臣官房 商務・サービス審議官
- 畠山 陽二郎
- YOUJIROU HATAKEYAMA
- 日本経済団体連合会 企業行動・SDGs委員長/損害保険ジャパン日本興亜株式会社 会長
- 二宮 雅也
- MASAYA FUTAMIYA
- 日本画家
- 松井 冬子
- FUYUKO MATSUI
- フォトグラファー
- ヨシダナギ
- NAGI YOSHIDA
デザイン審査員
- アートディレクター、株式会社フレーム代表取締役
- 石川 竜太
- RYUTA ISHIKAWA
- 公益社団法人日本パッケージデザイン協会 理事長
- 伊藤 透
- TORU ITO
- デザインプロデューサー、崇城大学芸術学部 教授
- 岩上 孝二
- KOJI IWAGAMI
- グラフィックデザイナー、株式会社ティ・エム・シー代表取締役
- 小川 明生
- AKIO OGAWA
- アートディレクター、東京造形大学 准教授
- カイシトモヤ
- TOMOYA KAISHI
- アートディレクター、グラフィックデザイナー
- 鎌田 順也
- JUNYA KAMADA
- デザインコンサルタント
- 官浪 辰夫
- TATSUO KANNAMI
- アートディレクター・グラフィックデザイナー
- 木住野 彰悟
- SYOGO KISHINO
- グラフィックデザイナー、アートディレクター
- 関本 明子
- AKIKO SEKIMOTO
- 京都市立芸術大学 美術学部 教授
- 辰巳 明久
- AKIHISA TATSUMI
- 学校法人塚本学院 大阪芸術大学 教授(映画監督)
- 田中 光敏
- MITSUTOSHI TANAKA
- 株式会社モノクロ 代表
- 出口 智彦
- TOMOHIKO DEGUCHI
- 公益財団法人日本デザイン振興会 理事
- 永井 一史
- KAZUFUMI NAGAI
- 株式会社京都アニメーション 演出
- 藤田 春香
- HARUKA FUJITA
- グラフィックデザイナー
- 増永 明子
- AKIKO MASUNAGA
- クリエイティブディレクター、good design company 代表
- 水野 学
- MANABU MIZUNO
- 公益社団法人日本サインデザイン協会 会長
- 宮崎 桂
- KEI MIYAZAKI
- キュレーター、京都精華大学 副学長
- 吉岡 恵美子
- EMIKO YOSHIOKA
総勢29名の審査員が選考されたのですね!
思ったより多かったです。
「大阪万博のロゴ」ネットでの反応は?
愛・地球博(愛知万博)は、ロゴなんてほぼ誰も気にしない空気だったのに、大阪・関西万博はさすが漫才の本場だけあって「つかみ」がすごい。みんなもう大好きでしょ、このロゴ。 pic.twitter.com/IsiZrALQh5
— PKA (@PKAnzug) August 26, 2020
ちなみにコンセプトは、以下です。
踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている。大阪・関西万博。1970年のデザインエレメントをDNAとして宿したCELLたちが、2025年の夢洲でこれからの未来を共創する。関西とも、大阪府ともとれるフォルムを囲んだメインシンボルだけでなく、CELLたちは、文字や数字を描きだし、キャラクターとしてコミュニケーションする。自由に。有機的に。発展的に。いのちの輝きを表現していく。
出典:EXPO2025
こちらのロゴですが、ネット上からは賛否両論が挙がっている。
大阪万博のロゴいいですねえ pic.twitter.com/zmi5UM6oSX
— 花蟲 (@hanamushi) August 25, 2020
はちま起稿:【コロシテくん】気持ち悪いと話題の大阪万博のロゴ、わずか4時間でゲーム化・アニメ化・キャラソンが作られて、全世界トレンド2位になるwwwwwhttps://t.co/WnwwrRfoGF pic.twitter.com/fPGSfqaSQC
— News Japan (@news_type_c) August 26, 2020
そのインパクトにネットでは大盛り上がりとなっている様です!
全世界トレンド2位になるほどとは、すごい影響力です。
まとめ
今回は、万博のロゴに関しての、選考基準などを調べてみました。
世論では、ポジティブ、ネガティブ半々に割れているそうですが、実際はとてもインパクトのあるロゴで一度見たらその強烈なロゴに心奪われる気がします。いい意味でも悪い意味でもですが・・・。
このロゴの入った何かを買おうとは思わないですが、世界中の人にインパクトを与えるロゴであればいいなと思います。
そして何より、2025年、大阪で無事に万博が開催されることを心から祈ります!
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