3歳と0歳の息子がいる30代後半の私は、MARUTOのシェル型レインカバーhoro D-5RG-4を購入しました。以前は、ギュットクルームのレインカバーの純正を使っていましたが、純正以外のレインカバーの方が良さそうに見えたので買い替えました。
取り付け方やパナソニック純正との使い勝手の比較、実際使ってみて感じるメリット・デメリットをブログに書きます。
パナソニック純正のレインカバーを深く考えず購入した・・・
以前に、楽天市場で、ギュットクルームREXを購入した際に、オススメの商品で「パナソニックの純正レインカバー」が出てきました。
楽天ポイントが10倍つくキャンペーンをしていたのもあって、「そっか。雨の日はレインカバー必要だもんね」と深く考えずに純正のレインカバーを購入しました。
純正のレインカバーなら使えるだろうという単純な考えでした。
隣の芝生は青く見える、なにこれお洒落なレインカバー!
純正レインカバーを買ってから、つけっぱなしにできないことが分かり、他のレインカバーをよく見るようになりました。
自転車で走っていると、「えっなにこれ?めっちゃお洒落やん。こんなんあったんや。どこのなん?」と前を走っている自転車を見て思いました。
ギュットの純正のレインカバーに似ているけど、文字が違ってどこの何だろうと思いました。
その後、意識してみてみると、同じレインカバーをつけた自転車をいくつも見つけました。
なんて書いてあるかわからなかったので、駐輪している自転車の写真を撮って調べると「シェル型レインカバーhoro」だと判明しました。
この後ろの文字は何て読むんだろうと思い調べていると、「マルト」という会社が出しているということが分かり、「あぁ、これマルトって読むんだ」と分かりました。
ただ、買ったばかりのレインカバーを買い替えるのは、もったいないと思ったので、「良いなー」と思いながら眺めていました。
しかし、1年も経つと純正レインカバーの色も落ちてきて、買い替えたい気持ちが大きくなりました。
それに、純正のレインカバーのことをブログに書いているので、他のレインカバーのこともとても気になりました。
「ブログのネタにもなるし、この際、よく見る他のレインカバーを購入して、徹底比較したい」と思いました。
「古いのと使い勝手が悪いものは、メルカリで売ればいいや」と、気になっているレインカバーを複数購入することにしました。
楽天市場でお買い物マラソンというキャンペーンをやっていたので、楽天市場でhoroを購入しました。
価格は8190円で、純正レインカバーは1万円でした。
純正より約2000円安く購入することができました。
購入したらガッカリ。前面カバーきれいだけど、強度が悪そう。
待望のレインカバーにワクワクドキドキです。
配達の箱を見て、箱の大きさに少しビックリしましたが、開けてみると思った通りの大きさでした。
北欧っぽいデザインと色使いで、お洒落な感じがしてワクワクしました。
開けると思っていた通り部品が多かったのですが、そんなことより、説明書がわざわざフィルムに入っていたのにビックリしました。
それと、「説明書がカラーだし、ギュットクルーム よりごちゃごちゃしてなくて見やすい」と思いました。
開けてみると前面カバーが出てきました。
「純正よりもめっちゃ透明度高いやん。
でも生地、ペタペタくっつくビーチボールみたい。
日光で熱くなりすぎるとひっつくんちゃうん?」と思いました。
ヘッドレストが下げれず、ベルト位置ヤバい!
次に取り付けプレートが出てきました。
パナソニック純正のレインカバーの時も、パパに取り付けてもらったので、ややこしい取り付けはパパにやってもらおうと、お願いしました。
ここからは、パパ目線でお伝えしたいと思います。
純正レインカバーの時は取り付けプレートの上下左右裏表が分からなくて、なかなか付けられず苦しめられたので、説明書をしっかり見みようと思いました。
説明書を見ると、取り付けプレートを自転車にセットするまでに、プレート同士が90度になるように立体ベルトを取り付けると書いてありました。
「90度って・・・微調整が面倒くさそう。。。」と思いながら、取り付けプレートを広げました。
「ん?え!もう90度じゃん。このままでいいのかな?」
広げると、すでに立体ベルトが取り付けてあり、90度になっていました。
「手間がなくていいけど、最初から90度になってるなら説明書に書いとけよな」って思いました。
取り付けプレートの準備が完了したので、そのまま自転車の所に行って、自転車に取り付けようをと思いました。
まず日除けのメッシュ部分とヘッドレストをつなぐボタンを外しました。
そして、ヘッドレストを一番上に上げました。
「これは取り付けプレートの上下さえ間違わなければ大丈夫だな」と思い、説明書を見ました。
すると、紐が上になるようにヘッドレストを取り付けると書かれていました。
長い紐を上から下に通して、肩ベルトの外側を通しました。
下から出てきた長い紐を、バックルに通しました。
「ながっ!」紐が長いのにびっくりして、付け方あってるのかな?と思い説明書を見ました。
「結ぶんだ。原始的だな」。
説明書には結べと書いてありました。
取り付けプレートを付けられたので、ヘッドレストを子どもの高さに変えようと思いました。
「あれ?下がらない?」
取り付けプレートを付けるとヘッドレストが下がりませんでした。
「うちの子は身長が高いからいいけど、小さい子だったらヘッドレストの位置が高すぎるしあかんやん・・・これが非純正の悪いとこやな」。
息子は身長が100センチになっており、いつの間にかヘッドレストを一番高くしてちょうどいい高さになっていました。
純正レインカバーは、取り付けプレートを付けても下げることが出来たので、ガッカリしました。
サンシェードの角度調整不可!公式HPまで見たのに騙された!
取り付けプレートを付けられたので、サンシェードを取り付けようと思いました。
とりあえず、日除けの上にサンシェードを被せてみました。
「あれ、なんかサンシェードが浮いてる?」
明かにサンシェードが取り付けられない感じでした。
「もしかして、ギュットクルームのメッシュの日除けは外さないとダメなのかな?」と思い、説明書を見ました。
「ミスった。。。」
外さないとダメでした。
外そうとしますが、取り付けプレートが邪魔してとても外しにくいです。
純正のレインカバーの時は、日除けを付けたままでもレインカバーを付けれたので、「面倒くさいな」と思いました。
おまけに、日除けをどこかに保管するのが面倒で、「純正の方がいいな」と思いました。
日除けが取り外せたので、サンシェードを取り付けようとしました。
「あれ?なんでマジックテープが2つあるの?」
サンシェードの内側を見て疑問が湧いてきました。
「どっちにつけたらいいんだろうか?」と思いながら説明書を見ました。
「ピッケシリーズ・HYDEE・RCS-S1・RBC015は、上下どちらのファスナーでも使用可能」みたいなことが書かれていました。
「ファスナーってなんだ?」と思ったのですが、「それってマジックテープだろ?」と突っ込みました。
その後「ピッケ?RCSってなんだ?」って思いました。
けど、聞いたことないし、「他の自転車名なのかな?」と混乱しながら、「ギュットクルームはどうなんだろう?」と読み進めていきました。
すると、「上記以外は基本的に上側のファスナーをご利用ください」と書かれていました。
「ギュットクルームはおそらく上記以外に該当するから、上しか無理ってこと?」
「じゃあギュットクルームは、角度調整が出来ない残念な部類やん。。。」って落ち込みました。
「え?角度調整が出来ないってことは、あれ?もしかしてこのマジックテープ上下二つで角度調整するってこと?」
私は街でhoroを見かけてからネットで調べていました。
公式ホームページで角度調整が出来るって書いてあるのを見て、いいなと思っていました。
角度も手で引っ張るだけでスライドして、簡単に調整できるものだと思っていました。
「日差しの向きや高さによって」と書かれているのを見て、自転車乗ってたら日差しの向きなんてすぐに変わるし、それに応じてすぐに簡単に変えられるものだと思っていました。
でも、実際は一度自転車を止めて、サンシェードを付け直すというとても面倒くさいことをしないといけないって考えると、「あの角度調整って詐欺じゃん」って思いました。
そう思うと、ギュットクルームは上側しか選択できない残念な方だと思っていましたが、わざわざ降りて角度調整することないし、まあいいかと思いました。
最後の仕上げに取り掛かりました。
取り付けプレートの中央から垂れ下がっている紐をサンシェードの穴に入れて、マジックテープの上側をくっつけました。
後ろには、下カバーが入るポケットがありました。
「ホロもレインカバーしかはいらないのか・・・」
レインコートも入ればいいのになって思っていましたが、見た感じレインカバーしか入りそうにないので、ガッカリしました。
下カバーを入れてみました。
「入れにくいなーなんでこんなに入れにくい形してんだ?」と思いました。
最後に余っているゴム製の紐をつけてみました。
「あれ?なんなんこれ!全く届かへんやん。ムカつくわぁ。。。不良品か!」
全く届きません。
「なんでやねん!?」と思って説明書を見ると、ギュットクルームには必要ない部品でした。
「純正のレインカバーじゃないから、思ってたのと違ったり、いらん部品があったりして、いちいちムカついてまうわ。。。」
「けど、思ったより簡単に取り付け出来たな。」
全体的に10分ほどで付けられたので、「純正より分かりやすくて簡単で良かったな」と思いました。
下カバーのファスナーが取り付けにくい!記事も薄くて破れそう!
早速下のカバーも付けようと思いました。
「ん?つけれない。。。」
純正の時は手元を見なくても片手で付けられたので、ホロも簡単に取り付けられると思いました。
「なんでかな?」と思ってしゃがんで見ると、ファスナーがピタッとすき間なく、くっついていました。
「これはダメでしょ。両手でやるとか面倒くさいから。」と思いました。
しゃがんでファスナーの始まりを見ながら、何度か片手で挑戦しましたが全く取り付けられず、諦めて両手で付けました。
「あーあ、こんなところでも、使い勝手の差が出るとは思わなかったな」と思いました。
下カバーを数日付けっ放しにしていると、形状記憶して片手でも付けれるようになりました。
また、晴れた日が続いた時に数日下カバーを外したら元に戻るか、追記したいと思います。
晴れた日に何日か外していると、元に戻っていました。
片方終わって、反対側も取り付けようとしました。
「片手でも届かないじゃん。でも、両手届かないとどうせ付けれないし意味ないか。。。」
横着して反対側に手を伸ばして付けようとしましたが、手が届きませんでした。
「雨の日はサッと帰りたいのに、これじゃあめっちゃ時間がかかるし、面倒だな」と思いました。
純正レインカバーの時は、自転車に覆いかぶさるように片手を伸ばせば、反対側のファスナーも付けて閉めることが出来ました。
反対側に周って下カバーを取り付けようと手に取りました。
しかし、ふっと気になって生地を見ました。
「えっ!薄ない?」思わず二度見しました。
生地の向こうのコンクリが透けて見えました。
「これ破れそうで怖いわぁー。同じような形でも、純正とは使ってるものが結構違うねんな。。。」
純正の時はそんなことなかったので、暴れん坊の我が子が、少し暴れたら破れそうでした。
気を取り直して、足元のカバーを付けました。
「あれ?なんか安っぽくない?こんな細いゴムやったらすぐに伸びきってまうし、なんか下から包んでくれてる安心感がないなー」と思いました。
一応足カバーが先まで覆ってくれてるので、雨や水はねからは守ってくれそうでした。
しかし、純正レインカバーの時は、しっかり包み込んでくれていたので、チャイルドシートからは物が落ちない安心感がありました。
しかし、horoは物も落ちそうだし、子どもが何度が蹴っていたら、足が出てきて濡れそうな感じがしました。
事件発生!ボタンが邪魔でファスナーが締めれない!
完成したので、一度子どもに乗ってもらうと、流石新品!
しかも、前に使っていた純正のレインカバーより前面がクリアで、「ものすごく見やすい」と思いました。
「新しいのはいいねー」と言いながら息子と話しながら見ていると、ボタンが目に入りました。
「これなに?」
「ファスナーが開きすぎないようについてるのかな?一応つけとこう」と思い、ボタンを留めました。
それから何日か使用して、保育園から帰ってきた時でした。
子どもが「抱っこ」と言うので、カバーを付けたまま抱っこで降ろしました。
梅雨の時期だし夜の間に雨が降ったら嫌なので、下カバーを閉めておこうと思いました。
「あれ?持てない。奥に入ってる・・・」
ファスナーの持ち手が奥に入ってなかなか取れません。
頑張っているとファスナーの持ち手がギリギリ持てたので、閉めようとしました。
「これでどうだ?あれ、めっちゃ硬い。全然動かないじゃん。勘弁してよ。。。」
ギリギリでも持ち手を持っているのに、全く動きませんでした。
意固地になっていたので、ボタンを外さずに閉めたかったのですが、何度やっても無理でした。
「あー!ムカつく、こんなボタン全然使えへんやん!」
結局ボタンを外してファスナーを閉めました。
このままボタンを外しときたいけど、ダラーンとなっているボタンがだらしなく思えて「ボタンがなかったら良かったのに」と残念な気持ちになりました。
我が子の足はやっぱりカバーから出てきた!
保育園の帰り道、後ろからバサバサバサと音が聞こえてきました。
「もう!また蹴ってる」
見ると、子どもが足をバタつかせてレインカバーを蹴っていました。
家に着いてから「子供の足が出てそうだな」と思って見ると、レインカバーの足カバーが外れて下から足が見えました。
「やっぱり、ゴムが弱そうだったもんな。。。」
純正のギュットクルーム の時はこんなことが起きなかったので、「これじゃあ、レインカバーの意味ないやん」とかなりがっかりしました。
じっとできる子供ならいいかもしれませんが、3歳の暴れん坊の我が子では、このくらいの足カバーの強度だと全然ダメでした。
下カバーが挟まって速攻で破れそう!?
しばらく晴れそうなので、下カバーを久しぶりに外そうとしました。
「あれ、取れない?」
ファスナーを外したのに、何かが引っかかって下カバーが取れませんでした。
「バックルを外し忘れたかな?」と思ってしゃがんで見ました。
「えー!挟まってるやん。こんなとこに挟まるんや・・・」と思ってもいない事態にビックリしました。
ギュットクルーム純正レインカバーでは1年間使っても、挟まったことは一度もありませんでした。
使って1週間ぐらいでこんなことになるなんて、本当にびっくりしました!
「これ破れたら最悪やん。こんなんあり得へんし」
破れないようにと願いながら、ゆっくり下カバーを引っ張りました。
「あー良かったー奇跡やわ」
ラッキーなことに、破れたり、穴があくことなく抜けました。
少し汚れと跡が付いたぐらいなので、「結構丈夫なのかな?」と思いましたが、「何回も続くと弱くなって破れるやん」と思いました。
メリット・デメリット
メリット
・オシャレ。
・少し安い。
・説明書がカラーで見やすい。
・取り付けプレートの取り付けが簡単。
デメリット
・ヘッドレストが下げれない。
・サンシェードの角度調整が出来るように書いてあるのに出来ない。
・下カバー入れには、レインコートなど余計なものが入らない。
・ギュットクルーム専用ではないので、他の部品があったりしてややこしい。
・下カバーのファスナーが取り付けにくい。
・生地が薄い。
・足カバーのゴムが安っぽくて、包み込みがいまいち。
・ボタンが邪魔。
・下カバーから足が出てしまう。
・下カバーが挟まって破れそうになる。
シェル型レインカバーhoroの購入を比較検討している方へ
同型タイプのギュットクルームの純正レインカバーと比べて、安くておしゃれだったので購入しました。
しかし、買ってみると、意外と安さに相応して悪い部分が目立ちました。
生地が薄かったり、足元のカバーがすぐ外れたり、ヘッドレストも下げれなかったりと、2千円安いだけでこんなにデメリットが多くなるとは思いませんでした。
5千円ぐらい安いなら納得ですが、2千円安いくらいでは買う価値がありません。
私は買わなければよかったと思っています。
ですので、パナソニックのギュットクルーム に乗っていて、horoを使うなら純正レインカバーを使うのをお勧めします。
更に言うと、子どもの身長が低い方は、絶対にやめた方がいいです。
一方で、身長があって大人しい子どもがいる方は、使ってもいいかもしれません。
知らなかったのですが、horoにはバージョンがあって、2022年5月現在の最新バージョンは4みたいです。
今回購入レビューしたのもバージョン4です。
見分け方は「D-5RG4-O」赤く印をしたところの数字を見るとバージョンが分かるそうです。
古いのは売ってないと思いますが、バージョン3だと「D-5RG3-O」になります。
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