2020年の10月後半に3泊4日で奄美大島へ女性の1人旅をしました。1人旅でまわった絶景スポットや泊まった宿、郷土料理や交通手段について書きたいと思います。宿泊したゲストハウスでの出会いについても紹介します。
そもそもなんで奄美大島へ??
2020年10月初旬、前々から少しづつ貯めていたJALマイルがふと気になって見てみると、2020年10月末から少しづつなくなることに気づきました・・・。
「ヤバイ。頑張って貯めたのに・・・。なくなっちゃう・・・。」
そう思い、貯まったマイルが15000ほどあるので、どこに行けるか検索してみました。
私は、関西在住なので、伊丹空港から行ける場所を探したところ、いくつか候補がありました。
少しつづ寒くなってきたこともあり、南の島がいいなと思い検索をしてみました。
候補としては、「屋久島」「沖縄」「奄美大島」でした。
初めは、縄文杉を見に屋久島へと思ったのですが、縄文杉を見に行くのに8時間くらい往復でかかることを知り、体力に自身のない私は速攻諦めました・・・。
じゃあ、「沖縄かな?」と思ったのですが、2回行ったことがあり、どうせなら、こんなことがないと行かないであろう「奄美大島」を選択してみようかな?と思いました。どちらかと言えば、消去法的に選んだ感じです・・・。
「奄美大島」と聞くと、「海、ビーチ」としか検討がつかなかったのですが、とりあえず航空券を予約して、奄美大島についての観光本を探しました。
ところが、書店では、ほとんどが「鹿児島」の本に少しだけ奄美大島が紹介されているものしかなく、「奄美大島」主体の観光本なく、インターネットで購入しました。
「やっぱりマイナーな地域なんだな・・・・。」と思いました。
私が選んだのは、この観光本。
この本は、奄美大島のゲストハウスにも置かれていたし、奄美大島の観光本としては定番のようでした。
奄美大島のどこに泊まればいいの?
正直、奄美大島の想像がまったくつかない私は、とりあえず中心地は、「名瀬」というところらしいということだけ理解し、宿を探しました。というのも、初めての奄美大島旅行だったので、中心地以外だとコンビニもなかったりして、食べるものに困ったら嫌だなと思い、中心地に泊まることにしました。
ちなみに、私はゲストハウスを選ぼうと思いました。
理由は安いことと、なにより1人旅だし久しぶりにバックパッカーしていた時のように誰かと出会えたら嬉しいなと思ったからです。
ちなみに、20代の頃の話ですが、海外でバックパッカーしていた時は、ゲストハウスを廻り、そこで出会った人と一緒に観光をしたりしました。その後も、メールしたり電話したりすることがあったり、本当に素敵な出会いがたくさんありました。日本でゲストハウスへ泊まったことはなかったので、そこまで仲良くなれるかは分かりませんでしたが、そんな出会いがあればいいなと期待して、アラサーですが、ゲストハウスに泊まろうと決心しました。
私が選んだゲストハウスは、女性専用のゲストハウスで、「ゲストハウス Perche」というところ。
1泊2363円(税抜)からだった。選んだ理由は、女性専用で宿泊料金が安い。そして、内装がパッと見た写真で綺麗そうで中心地に近いということで選択しました。
今回は、これで、Gotoキャンペーンが適応になって、3泊で5070円だった。しかも、地域共通クーポンが1000円ついてくるらしい。
いざ!奄美大島へ!交通手段はどうしようか?
本当はレンタカーがいいけれど、「1人ってレンタカーってどうなん?」と思ってしまいました。
この時、楽天レンタカーを見てみると、1日5000円以上していたので速攻諦めました。
観光本で調べてみると、しまバスがあって、乗り放題の券があることを発見!
1日券2100円、2日券3150円、3日券4200円
空港から中心地の名瀬までどうやらバスで、1時間で1000円以上かかることが判明。
色々回りたいしな・・・と思った私は、乗り放題3日券を購入しました。
バスの本数が少ないことを知っていたが、それも旅の醍醐味でゆったり過ごそうと思いました。
でも、これは大きな大きなミスでした・・・。理由は後ほど、お話しします。
奄美大島1日目〜とりあえず奄美に慣れようと頑張った日
11:30〜奄美大島空港到着
13:30〜「鳥しん」で昼食
14:30〜ゲストハウス「Perche」にチェックイン
16:00〜大島紬村見学
19:00〜ゲストハウスへ帰宅
1日目奄美空港に着くと、時間は11時半ごろ。
バスの3日間フリーパスを総合案内所で購入しました。
バス停は、空港を出てすぐ目の前にあって、15分おきくらいにバスが出ていました。
私は、とりあえず、チェックインして荷物を降ろそうと、名瀬という中心地に向かいました。
バスから見える風景は、ところどころ木々が見える、小さな家が並んでいます。
正直、あまり何にもなかった。空港から街中に向かうバスは海も見えなくて、気分も高揚しなかった。「あぁ、田舎に来ちゃったな。間違ったかな〜。」と内心思っていました。
空港から1時間くらい、AIAI広場というところで降りると、お腹がすいたので、「鳥しん」で奄美大島の郷土料理「鶏飯」を食べることにしました。
1人だったので、カウンターへ誘導されました。
メニューはこんな感じ。隣の奄美黒豚パパイヤ丼も気になったが、とりあえず「鶏飯」を頼みました。
値段は1100円でそこまで高くはありませんでした。
こんな感じで運ばれてきて、このスープと具材をご飯に乗せて食べました。
スープをかけた鶏飯はこんな感じ!
味は、鳥雑炊に近い感じで、スープがさっぱりしていてとても美味しかったです。ご飯の量は、女性1人だと少し多め。男性だとちょうどいいくらいの量だと思いました。
ちなみに付け合わせのパパイヤのお漬物が個人的にとても美味しかったです。
住所:奄美市名瀬伊津部町12−6
電話:0997−53−6515
営業時間:11:00〜23:00
営業日:年中無休
腹ごしらえをすませた後、「ゲストハウス Perche」という宿にチェックインしました。どうやら、今回は、同じ日程で2人きりらしく、上と下のフロワーを貸切。宿主さんも丁寧で、観光場所を教えてくれて、とても良さそうな宿でした。
もう1人の女性ってどんな人だろうか?と少しワクワクしました。
そして、気づけば、時刻は15時になっていた。せっかく、バスのフリーパスもあるので、気になっていた「大島紬村」に行ってみることにしました。
ここでびびったのは、大島紬村へのバスは、最寄りバス停から30分に1本・・・。またひたすら待っていました。街は、お年寄りしかおらず、のんびりとした時間が流れていました。
「あぁ、これが奄美大島か。想像通り、やっぱり何もないな。(笑)」と思いました。
やっとバスがきて、名瀬からまた30分かけて、「大島紬村」に到着した。
バス停から歩いて5分ほど。こんな道を抜けていく。すごく、癒される道で、道端に生えている木々は南国っぽかったです。
そうして、5分ほど歩くと「大島紬村」に到着しました!
フリーパスのバスチケット提示で150円安くなり、入館料は350円でした。
待っていたら、50歳くらいの女性がやってきて、ガイドツアーをしてくれました。
時間があれば泥染め体験などもできるらしいが、もう16時だったため、断念しました。
出典:大島紬村HP
実際に大島紬を編んでいる様子などを見学することができました。
感想は、「めっちゃ肩こりそうで、大変だな。」と思いました。
出典:大島紬村HP
1日中折り続けたとしても15センチくらいしか織れないというのを聞いて、気の遠くなるような作業ということが分かりました。それだけ、手間隙かかっているから、大島紬の着物はとても高そうです。
最後に大島紬の着物を見せてもらったが、30万とか普通にしていました。
「そんくらいするよね・・・。」と内心思いながら、
「これってここで買われる方いるんですか?」と質問してしまいました。
「高級なものですから、これを目当てに来て買われる方もいます。」とピシャリと言われました。
「なるほど、そうですよね。」と答えたが、価値の分からない私には、少し地味な着物に見えました。
その他の大島紬を使ったお土産を見ても値段が高すぎて、あんだけ手間隙かかっているということは分かりながらも、買う気になれなかった・・・。ここは見学よりも体験の方が楽しめそうだなと思いました。
住所: 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1945
電話番号:0997ー62−3100
定休日 無休(12月31日、1月1日を除く)
そして、17時10分過ぎの「帰りのバスに絶対遅れてはならない」という強い呪縛とともに、早めに大島紬村を後にしました。それを逃すともうバスがなかった・・・。
タクシーで帰るなんてバカらしいので、早めにバス停に着く。
結局15分くらいバスを待つことになりました。
大阪ではここまでバスを待ったことがない・・・。
こんな風に、どこへ行ってもバスの本数が少なすぎて、時間に悩まされる旅になりました。
その日は、「島んちゅマート」というコンビニでご飯を調達して、ゲストハウスでご飯を食べました。
帰ってみてもまだもう1人の女性はチェックインしておらず、ドキドキしながら待っていました。
ゲストハウスに泊まった一つの理由が、他のお客さんと話してみたいなという気持ちがあったので、どんな人なんだろうと?考えていました。
昔、1人で海外のバックパッカーをしていて、その時にいろんな人と話すのがとても楽しかったのを思い出し、久しぶりにそんな出会いがあったらいいなと思いました。
共有場のリビングでTVを見ていると、もう一人の女性がチェックインをしてきました。
帽子をかぶってマスクをしていましたが、パッとみた感じで同年代かな?と思いました。そして、内心、ちょっとホッとしました。
「沖縄からフェリーで奄美大島へ来た。」と言っていました。
「明日は、加計呂麻島に泳ぎに行きます〜!」と言っていて、この時期で泳げるんだ!と若干びっくりしました。(10月下旬だったので)そして、「加計呂麻島までどうやって行くの?」と聞いたら、「レンタカーを1日借りるよ。」と言ってました。
レンタカーが1日2200円で借りられるらしい・・・。意外に安いことを教えてもらったのです。「えっ?楽天レンタカー高かったのに〜・・・。バスパスにしなきゃよかったかな?」と少しショックを受けました。
その日は、たくさん雑談はせず、共に早めに就寝しました。
奄美大島2日目〜バスの本数に翻弄された旅
11:30〜マングローブパークでカヌー体験
13:30〜せとうち海の駅 「海力」で昼食
15:00〜ヤドリ浜で海を見る
18:00〜パルムで奄美大島郷土料理を堪能
19:30〜ゲストハウスへ帰宅
朝はゆっくり目に起床。私が起きるともうもう1人の女性は出発していました。かなり静かめに、共有場も使ってくれていて、爆睡していて気付きませんでした。
私は、奄美大島へ来ると決まった時、マングローブカヌー体験がどうしてもしたいと思いました。
でも、奄美大島でカヌー1人で体験したら、「遭難したらどうしようか?」と不安でした。
遭難しないように、ガイド付きのツアーをいくつか検討していたところ、ゲストハウスのオーナーが安くていいカヌー体験があるからとマングローブパークをオススメしてくれました。
前日に電話で予約して、本当は朝一で受けたかったけど、バスがないので断念しました・・・。
ここでもバスの本数の呪縛にやられました・・・(涙)
「一人で体験ってどうかな?楽しめるかな?」
と思っていましたが、他のカヌー参加者の人に自分から話しかけてみると、とてもフレンドリーに返してくれた。
私は、関西からきていましたが、たまたま関西から来ていた「呼吸サークル?」の方々と一緒になり、奄美大島で呼吸を極める旅行をされていました。「へぇ〜そんなサークルがあるんだ。いろいろな人がいるんだな〜。」と思いました。こういう人との出会いがあるのが1人旅の素敵なところだなとも思いました。
カヌーの簡単な乗り方を教えてもらって、乗ってみたらそんなに怖くはなかったです。
ただし、止まるのが難しくて、どんどん流れとともに流されていく感じで、ガイドさんに「前の人止まって〜。」と言われても、「すいません、流されます〜。」と答えていました。
そして、途中に干潟に上がって、生き物の観察をしました。
カニやミナミトビハゼがめちゃくちゃいて、とっても面白い。非日常的な体験に心が躍ったアクティビティでした!
マングローブっぽいところにもはいっていけました。1時間でめっちゃ楽しめるツアーでした!
住所: 鹿児島県奄美市住用町石原478番地
電話番号:0997-56-3355
しかしここからはバスの時間のせいで、なんだか辛い旅になりました・・・。
バスの時間があったので、カヌーを少しだけ1人だけ早めに上がって、「せとうち海の駅」に向かいました。
どうやら、せとうち海の駅では、「クロマグロ丼」が食べられる!めっちゃおいしい!と聞いていたので、ワクワクしながら向かいました。約40分ほどして到着。
さて、やっと昼食!!!というところで、残念なお知らせが・・・・。
「本日のクロマグロ売り切れです」という看板。
ショックすぎて泣きたかった・・・。仕方なく、まだ残っていた海鮮丼を食べることとしました。
これで850円。結構美味しかったし、ある程度満足できました。
(写真はマグロを1切れ食べてしまってから撮影・・・)
住所: 鹿児島県大島郡瀬戸内大学古仁屋大湊26−14
電話番号:0997-72-1596
ここからまたバスの呪縛に取り憑かれることとなりました。
なんと、次、ヤドリ浜にいくバスが1時間後。それまで時間を潰す必要があるのだが、周りに見るところがほとんどなかったです。仕方なく、駅の周りをぶらぶらしてみるが、本当に時間を潰すのが苦しいところでした。意味もなく、地元のパチンコ屋の前を通り過ぎたり、結構人入ってるやんと驚いたりして時間を潰しました。つくづく、レンタカー代をけちったことに後悔しました・・・。
ヤドリ浜は奄美大島最南端の海!
ウミガメが見れたりすると聞いて、行こうと思ったものの、バスを待つのは苦痛でした。
ヤドリ浜行きのバスに乗る場合は、また別途料金が必要となり、確か往復で700円ほどでした。
行こうかどうか迷ったが、どうしても奄美大島の海を身近に見てみたかったのです。
しかし、バスの時間的にいうと、15:00に出たら、ヤドリ浜に着くのは15:28分。そこから帰りのバスは、15時40分か17時30分だったが、2時間もなにもない海で1人で頑張れるか少し不安を感じた私は、12分間だけヤドリ浜の海をみることにしました。
何度も街をぐるぐるしたりして、やっとヤドリ浜行きのバスがやってきた。
途中に乗り合わせるのは地元の人だけだった。ちゅらさんみたいな街並みを抜けて、やっと海についた。綺麗だったが、日が陰ってきたこともあったのか、そこまでの感動はありませんでした。
海の中にダイビングスーツを着て泳いでいる人がいました。
「なにか見えますか〜?」と聞いてみました。
そうすると、「ウミガメが見えました〜。」と言っていました。
いいなと思いましたが、ビーチからは海ガメは見れませんでした。
とりあえず、海を触って、ちょっとだけ写真を撮って、滞在時間10分ほどでまたバスに戻りました。
さっきと同じバスの運転手さんが待っていて、新聞を読んでいました。
心の中で「どんな旅やねん。」と思いながら、まぁ、仕方ないかという感じで、また名瀬市内まで戻ります。しかし、名瀬にいくのも「せとうち海の駅」から1時間後しかバスがなくて、またバスを待ちました。
奄美大島へ行く前は、島へ行けば、そんなバスの時間が少ないのも楽しめるかな?と思ったが、せっかちな私は、こんなにバスを待つのが苦痛だとは、想定していなかったのです・・・。
ヤドリ浜に行きたい場合は、強くレンタカーを推奨します!(笑)
住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町大字蘇刈
10分程のヤドリ浜滞在を後にして、夕食は、郷土料理を食べようと思いました。
ちょうど、「Go to Eat」キャンペーンをしてるお店を検索して、名瀬市内の「パルム」というお店で、2000円のコースを頼むことにしました。ワンドリンク無料だし、1000pt返ってくるならかなりお得だと思い、食べログで予約しました。
バスは、ウエストコートで降りたら2分ほどで「パルム」に到着。
ちなみにせとうち海の駅から1時間20分ほどかかりました。
店に入ると、こじんまりしたお店で客席は、テーブルで4席ほど。カウンターに4人くらいが座れる感じ。私は1人だったので、カウンターへ案内されました。
出典:食べログ
刺身では、夜行貝が出てきました。
手前の白い刺身が夜行貝。コリコリでとても歯応えがあって、醤油ともマッチしていて美味しかったです。その他、島豆腐やウニとゴーヤの焼き物など変わった料理も食べられたので、とっても満足でした。
まぁ色々あったけど、よい1日だったな。
とゲストハウスへ帰ると、そこでもう1人の女性が帰ってきていました。
そこから、まず「今日はどうだった?」という話になり、お互いの写真を見せあったりしました。
私のバスの奮闘記を聞いてもらうと、爆笑してくれました。
関西人はなんでもネタにして、笑ってもらうとストレスが発散するところがあるので、とっても救われました(笑)
そこから、「なんで奄美大島を選んだの?」とか「仕事はなにしてるの?」とか「海外行ったことある?」とかをだらだら話した気がします。
年齢を聞いてみると、なんとまったく同じ年でした。
「こんなこともあるんだな〜。」とスピリチュアルな話ではないけれど、「たまたま出会う運命だったのかな?面白いね。」と話していました。
こういう出会いがゲストハウスのいいところだと思いました。
普段は出会えないけど、旅好きな人と出会えて、意外と共通点があったりするものです。
意気投合して、3日目は、一緒に周ろうということになり、バスに疲れた私は、レンタカーを借りようと誘いました。
奄美大島3日目〜女性2人で巡る絶景の旅
10:30〜ハートロック鑑賞
11:30〜崎原海岸でブラブラ
12:00〜鶏飯 ひさ倉でランチ
13:00〜あやまる岬でブラブラ
14:00〜晴れるベーカリーでおやつ購入
15:00〜あやまる岬でおやつ
17:00〜大浜海浜公園で夕日鑑賞
19:00〜鳥しんで夕食
今日からは力強いお供のレンタカーとゲストハウスで知り合った女性と一緒に巡ることにしました。
楽しめる度が断然変わった!!!!
じゃらんでレンタカーを借りると、1日2200円で借りられとてもお得でした。
しかも2人で借りたら、正直バスパスより安い。
ハートロックへは、空港方向へ向かって、そこまで難しくない1本道をひたすら走っていく感じでした。
ハートロックは、干潮時だけ見れるということで、干潮時間に合わせて、到着しました。
(ここから干潮時間確認できます)
それいゆふぁーむの駐車場に、車を停めさせてもらって、そこから徒歩で10分くらい歩く。
こんなジャングルみたいな道を抜けていく。
高齢者の観光客の団体が一緒の時間にここを抜けて行きました。
しばらくいくと、ビーチが目の前に広がります。
ヤドカリがたくさんいます。関西の方の海では見たことないので、感動!
初めて、ヤドカリを触ってみるととっても可愛くて、持ち帰りたくなるほどでした。
(途中で死んでしまいそうだから、断念しましたが・・・)
ハートロックは、岩場の中にあり、確かにハートと言われればハートかな?という感じ。
正直、そこまでの感動はありませんでした。それよりも、たくさんの岩場に干潮時は、海水が溜まり、魚がたくさんいました。その方が、個人的にはすごい!っと高揚しました。
住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木
それいゆふぁーむの駐車場
(住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1346番1)
ハートロックを見てヤドカリを観察すると、とっても気分が高揚してきました!
なんだかやっと南国へ来た感じがしてきました。
昨日までのバスの呪縛から逃れた私は、今日がとても幸せに思えてきました。
その後は、崎原海岸へ向かいました。
崎原海岸は、真っ白なビーチとエメラルドグリーンな海が綺麗と有名らしく、ワクワクしながら行きました。
無料の駐車場へ止めて、ビーチへは徒歩3分くらい。
思わず溜息が出てしまうほどのビーチ!
そうです!これです!私が見たかった奄美大島の海!!!!
現地の人でしょうか?フラダンスを練習していました。
「これは?日本なの?」と思うくらいの海の綺麗さとゆったりした時間が流れていました。
最高でした。この景色をみて、心底、来てよかったなと思いました。
ちなみに、私は、海で泳ぐのは嫌いです。なぜなら、後からベタベタになったりするし、海水を飲んでしまった時に、しょっぱい海水にテンションが激下がるから。でもこの海を見た時は、「何故、水着を持ってきてないんだろう。」と後悔するほど、本当に澄んでいました。奄美に来るなら、泳ぐつもりがなくても、一応水着持参するべきだと思いました。
住所:鹿児島県奄美市笠利町大字喜瀬3622
駐車場:あり(無料)
その後は、ちょうどお腹がすいてきたので、鶏飯で有名なひさ倉で昼食を食べます。
入った感じは大きな食堂みたいなイメージでした。
団体観光客も一気に入ってきました。よく見ると、さっきハートロックで出会った高齢者の観光客のようでした。この辺りが観光スポットになってるみたい。
店舗の内装は、あまり風情はないですが、人の多さから人気店という雰囲気はありました。
出典:ひさ倉ホームページ
鶏飯を頼むと、すぐにやってきました。トッピングを乗せて、鳥のスープをかけて食べるとスープが濃厚で美味しかった!鳥しんの鶏飯より濃い感じのスープでした。私はこちらの方が好きな味でした。
お昼ご飯で満足したら、「あやまる岬」へ向かいました。
とりあえず、奄美のビーチを巡ろうと言っていたのですが、このあやまる岬で衝撃的な出会いをしました。
無料駐車場に停めるとすぐにこの光景が広がります。
「えっ、天国ですか?」と言いそうな桟橋の付近には、エメラルドグリーンの海が広がります。
桟橋を渡った先へ行ってみました。
ちょうど干潮時、13時すぎだったのですが、この時間帯は最高でした。
桟橋の向こうは、こんな風になっていて、歩けます。
素足で歩いたら、足つぼマッサージみたいでした。
「イテテ・・・。」と言いながらも先を進んでみます。
そうすると、所々に魚やエビやカニがいたり、イソギンチャクやナマコのようなものがいたり、水族館が広がっていました。
「これはすごい。こんな光景見たことない。マジでワンダーランド!楽しすぎる!!」
そんな風に思いました。
この光景に、アラサーの私たち2人ともやられて、かなりの長い時間ここに滞在しました。
桟橋のあたりは少しだけ、海が深めになっていて、ここもたくさんの魚が泳いでいました。
桟橋に腰掛けて、足湯のように足を入れながら、この光景を眺めます。
「最高です。」
奄美大島、こんなにいいとこなの?
あやまる岬で人生最高のビーチに出会いました。
「あぁ、ここまた絶対来たい。」そんな風に思いました。
この後、「晴れるベーカリー」でパンを購入してから、実はまた戻ってきたのですが、
潮が満ちてきていて、桟橋は海に埋もれ、ここまでの感動は得られませんでした。
でも、私的には、ここが奄美大島のベストブレイスでした。
住所:鹿児島県奄美市笠利町大字須野682
駐車場:あり(無料)
おやつを買いにベーカリーに立ち寄りました。空港から15分ほどのところです。
「晴れるベーカリー」と呼ばれる場所で、お洒落なパン屋さんでした。
残念ながら、買ったパンを写し忘れたのですが、とても美味しかったです。
あやまる岬に魅了された私たちは、恐らくあやまる岬で2〜3時間いたのでしょうか?
お互いの人生観なんかも話したり、非日常的な時間を過ごしました。
一昨日会ったばかりの女性とは思えないほど、打ち解けていました。
「また来年一緒にこようよ!」と話すほどでした(笑)
そこから、レンタカーを返却する前に夕陽を見ようと、名瀬市内に近い奄美市大浜海浜公園へ行きました。
本当は、国直海岸でみたかったのですが、時間的に厳しかったので、諦めました。
時間は17時前。夕日は沈み切らなかったのですが、夕日もみることができました。
レンタカーを初日から借りるべきだったな。と強く思いました(笑)
レンタカーを返却し、ゲストハウスへ戻ってから、一緒に旅行した女性とゲストハウスのオーナーさんをお誘いし、「鳥しん」へ夕食へ行きました。初日にランチをした場所ですが、夜は居酒屋としても営業していて、鳥刺がとても美味しかったです。
ゲストハウスのオーナーさんは日本津々浦々、数十か所でリゾートバイトのお仕事をされていたそうです。
「リゾートバイトってなに?」から興味津々な私。住み込みの宿やまかないを提供してもらって、旅館などで短期間働くバイトだそう。時給も1000円越えだったりで、お金使わないから結構お金が貯まるらしい。一緒に旅行した女性もリゾートバイトは経験したことがあり、またGoToが終わった2月くらいからはリゾートバイトしようと思っていると話していました。
そして、一緒に旅行した女性は、「いつかはゲストハウスやってみたいな。」と話していました。
「なんだか、人生楽しまなきゃ損だな。日本にはもっといいところや知らないことがたくさんあるんだな。」と強く感じた最終日の夜になりました。4時間くらい話し込んで、ゲストハウスに戻りました。
ゲストハウスに泊まってよかったな。と本当に思いました。
奄美大島4日目〜あやまる岬へカンバック!
10:00〜あやまる岬をブラブラ
13:00〜奄美空港チェックイン
14:00〜飛行機搭乗
結局最終日も、ゲストハウスで知り合った女性とあやまる岬に再度戻って、ブラブラしようということになりました。名瀬市内から、空港で乗り捨てができるらしいレンタカーを借りてから、あやまる岬へ再度戻りました。
しかも、少しでも長くいたかったので、しまんちゅマートでおにぎりを購入してランチはあやまる岬で取ることにしました。
相方さんはあやまる岬で泳ぐといって、水着を着て再度あやまる岬へ向かいました。
朝はより干潮がすごくて、だいぶ潮が引いている感じでした。
相方さんが泳ぐと言っていたので、私は周辺を周遊してみることにしました。
あやまる岬では、すぐそばに、あやまる岬公園があって、遊具の結構しっかりしていました。
子連れにも良さそうな場所でした。
トイレへ行くときに気付いたのだが、泳ぐ人のためのシャワーも完備されていました。
この棟の中にトイレとシャワーが完備されている。
シャワーはこんな感じ。捻ってみると結構すごい水流でした。ちなみに、奄美大島は有名なビーチには基本的にはシャワーがあるらしい。もちろん、水しか出ないが・・・。
同じ棟の中にトイレもあった。綺麗さは普通で、清掃はされている感じなので、問題ない。
トイレを出ると、あやまる岬展望台への小道が目に入りました。
5分くらい坂道を歩くと展望台につきました。
「こんな海見たことありますか?」っていうくらい、本当に感動する景色でした。
エメラルドグリーンとコバルトグリーンが綺麗に混じり合っていました。
素晴らしいあやまる岬に出会えて、奄美大島へ来れて本当によかったと思いました。
その後、あやまる岬の桟橋でランチをして、空港へ向かいました。
ゲストハウスで出会った相方さんから「釣りとか行こうよ!」と言われました。こんな風に出会って、また素敵な縁だなと思って嬉しく、「いこいこ!」と言ったものの、お互い釣りをどうやったらできるかわからないので、まだ実現していません(笑)
搭乗時間は別々で、相方さんの方が後だったので、レンタカーは相方さんに返却をお願いしました。
奄美空港はこじんまりしていて、特に見るものがなかったので、待合室に座ってゆっくりしていました。
まさか、こんなに満足感いっぱいの旅になるなんて予想もしていませんでした(笑)
また、来たい!そう思った奄美大島の旅になりました。
1人旅を検討し、ゲストハウスに泊まろうか考えている方へ
なにもない奄美大島で1人旅は大丈夫か?と思っている方がいたら、ご安心ください。
ビーチと海だけでめっちゃ楽しめました!!
私は、「あやまる岬」が一番来てよかった場所でした。
本当に天国に一番近い場所なんじゃないか?と思いました。
あやまる岬で1日中読書とかしながらのんびり過ごしてもいいくらい。素敵な場所でした。
そして、女性1人でもまったく危ないと感じた場所がありませんでした。
「とっても田舎です。みんな優しいです!」危険といえば、ハブが一番怖いくらいです(笑)
ですが、名瀬市内ではほぼみないらしいですし、山の中を1人で歩かなければ大丈夫かな?と思います。
しかし、思った以上に交通は不便で、バスは1時間に1本の箇所もあり、結局タクシーに乗らないといけなくなったら、かなり高くつきます。
もし、島を横断したい、ビーチを堪能したい方は、レンタカーでまわるのがオススメです。
レンタカーの最安値は、
じゃらんレンタカーでした。
1日2200円で借りられます。ほぼ、バスパス1日券と同じ値段(笑)
私は、奄美レンタカーというところと、奄美ラッキーレンタカーのどちらもで借りました。
ガソリン代も500〜1000円弱くらいでしたので、1日のバスフリーパスよりやや高めになりますが、免許を持っている方は、レンタカーがストレスなく、移動できます。
奄美レンタカーは名瀬市内にも店舗がありそこから借りることができます。
奄美ラッキーレンタカーも同様ですが、若干名瀬市内から少し離れるので、電話で送迎をお願いすることもできました。どちらも軽自動車を借りましたが、設備は同等でカーナビはどちらもついていました。
私は、飛行機のマイルがあったので、飛行機代はかからなかったのですが、Gotoの間であれば、飛行機と宿がセットのプランがかなり安いかな?と思います。
または、格安航空券を検索し、ピーチのセールが1800円〜とかの時に狙うのがいいらしいです!
ゲストハウスのオーナー情報ですが、時期については、泳ぎたい場合は、10月初旬が実は狙い目らしいです。
夏休みは人も結構多いけど、10月は少ないからプライベートビーチ気分で楽しめるらしいです。
一応、ダイビングスーツがあれば年中泳げるみたいです。鯨と一緒に泳ぐなんてこともちょうど2〜3月とかでできるらしく、また近々行きたくなりました(笑)
私が行ったのは、10月下旬でしたが、まだまだ日中は暑く、泳いでいる人もいました。
ゲストハウスでの宿泊については、多少は音がしたり、やはり同じ部屋に他の人も泊まるということが考えられるので、貴重品を置いて外出しない方がいいです。
オーナーさんに聞きましたが、「やっぱりたまに危なそう・・・」と思う人はいるらしいです。
なので、ゲストハウスに泊まる時は、あまり高価なものを持っていかないことに限ります。
また、私は女性専用のゲストハウスに泊まったのですが、こんな風に意気投合して一緒にまわる可能性もありますし、また非日常的な会話も楽しかったです。
帰ってきてからも、何度かラインでやりとりをしました。
この記事を書いたら、またラインで連絡してみようかなと思いました(笑)
ちなみに、これはゲストハウスのオーナーさんから聞いたのですが、ゲストハウスに泊まる年齢層ですが、私は20代が断然多いと思っていたのですが、意外に幅広く満遍なく来られるらしいのです。
20代ももちろんいるけど、他の年齢層の方も来られるし、60代の方もいらっしゃるらしいです。たまたま60代同士が1人旅できていて、意気投合して連絡先を交換していた場面に遭遇したこともあったとおっしゃっていました。
そんな風に、同じような考え方をしている様々な年齢層の方に出会える可能性もあるので、ゲストハウスでの宿泊もありかもしれません。
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