30代2人の子供がいる関西在住で、2人目が生まれたことで現在住んでいるところが手狭になってきたこともあり、住み替えを検討し始めました。現在のマンションを査定してもらうため、三井のリハウスにお願いしました。どんな流れでどんな風に査定してもらえるのかについてブログを書きます。
マンション売却はどこですべき?
子供が生まれ、3LDKが手狭になり、いいところがあれば引っ越したいなと思うようになりました。
急ぎはしないけれど、関西のマンション情報は見るようにして、気になる物件は足を運んでいました。
先日は、阪急の塚口駅前のプラウドも見にいきました。気になる方はブログを書いているので、内容見てみてください。
マンションを見に行くと、ダブルでローンを組んで、古い家は貸して新しい家を買うのか、古い家は売って新しい家を購入するのか?などの話になるため、自分の住んでいるマンションの適正価格を知りたいと思うようになりました。
「マンション売却査定」とインターネットを検索すると、たくさんのサイトが挙がってきます。
1つのサイトへ入力すると、多数の売却会社との提携があり、そこから連絡がくるようなシステムになっているものが多く、過去に一括査定依頼をしていまい、多数の会社とのやりとりをする羽目になってしまいました。
その時一括査定から連絡が来たのは、住友林業ホームサービスと日住サービスでした。
その時は、完全にロジックも分からず、大体相場間でいうと、このくらいです。とメールされただけだったので、あまり納得もいきませんでした。
しかも、日住サービスに関しては、相場感よりも400万くらい安い値段で査定されていました。
こういう過去に経験もあり、一括査定は適性な価格がされているかよく分からないし、もう嫌だなという印象がありました。
なので、しっかりとした会社から一度査定してもらったらどうなるんだろうと思っていました。
そして、マンションを売却するなら、ある程度名の知れた会社がいいなとなんとなく考えており、売買仲介件数No. 1の三井不動産グループの「三井のリハウス」を見てみようと思いました。
三井のリハウスなら、CMをやっているし、なんだか安心感があって、お願いしてみようと思いました。
査定お願い後、3分以内に電話がきて焦る!
初めに、こんな画面が表れ、必要事項を入力していきます。
1分でできるんかよって思いながら入力すると、本当に入力する欄は少しだけでした。
マンションだけではなく、一戸建てや土地でも査定してもらえるようでした。
不動産について入力して、お客様情報を入れて、内容確認を押しました。
そうすると、すぐに入力は完了し、その後、1−2分で電話がかかってきました。
正直、こんなに早く連絡が来るとは思っていなかったので、驚きました。
たまたま、担当する店舗が休みだったようで、本部から電話があり、担当する店舗から明日連絡をしてくれるとの話がありました。
えっ?ネットだけで査定価格は出せないの?
その翌日の10時ごろ電話がありました。
挨拶と売却に対する考え方について確認がありました。
私としては、次のマンションを見る上で、今のマンションがいくらで売れるか確認したかったので。というと、大体いくらくらいならご売却検討されますか?と確認がありました。
大体4000万超えていたらという話をしたところ、すでにいくつかの部屋については4000万越えで契約されているので、4000万は超えていくと思いますよ。とのお話がありました。
どうやら、その他の詳細な価格までは、訪問を5−10分ほどして、大きな傷がないかなど確認してから、査定を出しますと言われました。
正直、参考に聞きたいだけだし、訪問までされるなんて面倒だなと思いました。
しかし、前のめりな感じの営業に断りづらく感じ、まぁ産休中だし、参考に一度来てもらうかと思いました。
全ての部屋までしっかり見る訪問査定は面倒くさい・・・
訪問当日になりました。
当日、特に掃除はせず、物だけを片付けた状態にしておきました。
片付けながら若干やっぱり訪問で来られるのは面倒だなと再度思いました。
三井のリハウスの会社員が2人訪問に来ました。
2人くるとは思っていなかったので、驚きました。
ドアを開けると、20代後半くらいの男の人と40代前半くらいの男の人がいて、入ってきました。
マスクをしているので表情は分かりませんが、真面目そうな感じの2人でした。
恐らく、若手と上司というペアだと思うのですが、上司らしき方が、茶髪で若く見えるので、大して年齢差がないように思いました。
そして、部屋に入ると名刺を渡してきました。
そして、今日は10分くらい部屋の中を見させてもらいます。とのことでした。
まず、リビングの壁や天井を見て、キッチンへ移動しました。
上司らしき人が、キッチンのガスコンロ周りや食洗機周りを結構丁寧に見ていました。
全く掃除していないので恥ずかしいなと思いました。
若手の営業マンから、
「きれいにお使いですね。」と言われたので、
「みんなこんなもんじゃないですか?」と聞くと、
「いや2極化しますね。ゴミ屋敷のようなお家もあります。
やはり不動産なので、イメージも大事です。」と言っていました。
その後、お風呂周りへ移って、ドアの下の隙間も見ていたので、全然掃除してない、恥ずかしいなとまた思いました。
しかし、また「きれいにお使いですね。」と言ったので、ほっとしました。
その後は、倉庫と他の部屋も見られました。
訪問査定って意外にちゃんと見られるんだな、結構恥ずかしいなと思いました。
その後、後日査定による売却価格と新たな住み替えの物件を紹介してくれると言っていました。
そうして、その日にお礼メールを送ってきて、次の日には電話がかかってきました。
「ご紹介できる物件をいくつかお持ちしたいので、訪問させていただけますか?」
このような内容でした。かなりタイムリーにスムーズに物事を進めてくるんだなという印象を持ちました。
ただ、こちらとしては、参考までにマンション価格を知りたいという気持ちだったので、あまりの展開の速さに少し戸惑いと気まずさを感じました。
準備してきた提案書はレベルが高い!
そうして、訪問してもらってから3日後に再訪問してもらうことになりました。
営業マンが今度は1人で訪問し、時間は約束の時間ぴったりにインターンフォンを鳴らしました。
流石、三井のリハウス、大手だからあまり遅れたりもないのかな?と思いました。
リビングへ移動すると、「今日は提案と価格についてご報告にまいりました。」と言い、資料を出してきました。
「売却についてのご提案」としっかりパウチされた資料が出てきて、そこにはしっかり名前も印字されていました。適当な不動産屋ではなく、しっかり準備されている感が伝わってきました。
そして、びっくりしたのは、過去の成約事例を4件ほど提示し、それを元にスコア化して提示されました。
そうすると、恐らく現在の物件であれば、4256万円前後での査定価格になります。
ですので、売り出し提案としては4300〜4500万前後で売り出しをして様子を見るのはいかがですか?という提案でした。
過去の査定とは全く違って、ここまで細かく数値を出されてスコア化されているとは思わず、「すごい。」の一言でした。
正直、訪問までされて面倒だなとも思ったのですが、部屋の状態についてもスコア化していたので、ここまで反映されているなら、訪問してもらうのはありだなと思いました。
流石、大手だなという印象を持ちました。
そこから、なぜ同じマンションでも売れている部屋とそうでない部屋があるかを聞いていると、やはり価格帯であるとか、間取りの問題(縦型リビングは不人気だったり、2LDKより3LDKが好まれる)などがあることを知りました。
日頃の疑問が解消されて、かなりありがたかったし、また次に買う不動産についての勉強にもなったので、よかったなと思いました。
そこから、手数料がどのくらいかかるか確認したところ、大体売買金額の3%+6万円が通常かかります。
例えば、このくらいで売れた場合はと、その手数料が書いている資料も用意していました。
こちらの質問を予め汲んでいるような資料の立て付けになっていてすごいと思いました。
大手だからやっぱり手数料取るんだなと思ったところ、ここは上司に相談したら2%とかは頑張れるんで、応相談で変えられますとの反応。
大手だけど、そこは柔軟にできるんだという印象を持ちました。
税金を持っていかれない方法?3000万円特別控除って?
だけど、結局売却したら20.315%ほど税金がもっていかれるんですよね?と確認しました。
すると、TAX GUIDE BOOKという冊子を出してきて、3000万円特別控除について噛み下いて教えてくれました。
簡単にいうと、投資物件でなければ、売買益については、たまたま住んでいたところの地価があがったりしたということで、3000万円特別控除を使うことができて、税務署に年末の確定申告をすれば、税金を持っていかれない。しかし、それを使った場合は、次に購入する物件で、住宅減税を受けられないということが発生するらしい。
そんな豆知識も教えてもらって、将来、考えるべきことを先に教えてもらえた感じでラッキーだなと思いました。
しかも、質問についてしっかり冊子が用意してあるのも、大手らしい感じがしました。
ざっくりと住み替え先も提案してくれる
そして、びびったのは、ざっくりと言った駅近で大阪から京都くらいの沿線で、マンションか一戸建で、5000万くらいまでというざっくりすぎる条件に合致している案件を31案件も持ってきた。
かなりびっくりして、多分10軒くらいだろうと思っていたので、提案をこの短期間でしっかり持っていたのも驚きでした。
他社さんの物件も持ってきているのでと言っていましたが、これだけ豊富に集めて持ってきたのは、簡単かもしれないけどありがたいなと思いました。
と同時に参考までにお願いしただけなので、断るの申し訳ないなと思いました。
そして、最後にスケジュール感についての資料の提示もありました。
お金がどこで発生するのかが分かりやすく書かれているのはいいなと思いました。
予め、1時間くらいでと言っていたので、時間を見ながら進めてくれていました。
こちらの質問が多かったので、1時間かかりましたが、質問もなければ30分で終わるような内容でした。
他社さんでも手数料など確認してみてくださいと他社への問い合わせも促すような余裕の様子でした。
訪問してから、2ヶ月ほど経ちましたが、催促の電話やメールがないので、それはいいなと思います。
三井のリハウスのメリット・デメリット
メリット
・大手だから安心感がある
・資料の流れが分かりやすく、質問項目を網羅している内容を取り揃えている
・不動産の勉強となるような資料も頂ける(税金関係など)
・営業マンがしっかり教育されている
・時間を守る
・問い合わせから提案までがとてもスピーディー(おおよそ4日くらい)
・住み替え先も提案してくれる
・催促の電話がない
デメリット
・訪問査定が必要となる
・査定時に細かいところまで見られるのが恥ずかしかった
・住み替え先まで提案されると、少し申し訳なく感じた
三井住友リハウス塚口の口コミまとめ
今回は、次マンション見に行く時の参考として、物件価格を出してもらいました。
参考までに出して欲しいだけだったので、正直訪問されるのは面倒だなと思いました。
ですので、興味本位で査定してほしいなと思っている人にはお勧めできません。
訪問日時設定などの労力もかかるし、余程、部屋の綺麗さに自信がある方以外は、恥ずかしいから絶対辞めといた方がいいです。
しかし、本気で今のマンションの値段次第では次を考えたいなと思っているのであれば、提案書レベルは高く、結構細かく査定してくれるので無料査定を依頼をしてもいいかもしれません。
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