30代後半の2児の母の私が、ネイティブキャンプ の講師を始めて50レッスン到達しました。講師になったきっかけは?嫌な生徒はいる?授業を監視されているのか?実際、授業してみての感想をを生々しくお伝えしたいと思います。
授業料が無料になる!?
私は、2018年からネイティブキャンプ を始めて、途中休会していたこともありますが、ここ1年では毎月15〜20レッスンはコンスタントに受けるようになっています。
しっかりレッスン受けるモチベが上がったのは、やはり先生とのフリートークのおかげだと思います。どんな話をしているのかは別記事にしているので、興味ある人はみてみてください。
ゆるゆる英会話を続けているのですが、2021年くらいから日本人講師がすごく多くなってきた気がするようになりました。
自己紹介ビデオを見てみたら、発音はバリバリ日本人だったりして、
「えっ?こんな発音でも先生できてるの!?」と驚きました。
しかし、生徒のレビューを見てみると、とても評価が高かったりしたので、もしかしたら私でもできるのかな?と思いました。
そこから、ネイティブキャンプ の日本人講師について調べていると、なんと驚愕の事実を知りました。
ある程度の授業をこなすと、生徒としての授業料が無料になるということが分かりました。
「えっ?今まで日本人の先生誰も教えてくれなかった・・・。」
給料は格安のようですが、授業料が無料になると聞いて、断然トライしてみたくなりました。
給料については、また別記事でお話ししたいと思います。
申し込みは簡単!テストはTOEICの文法穴埋めみたいな感じ!
申し込みは簡単でした。
またプロセスなどは詳しく別記事にしたいと思いますが、テストは文法の穴埋めで選択式でした。
恐らく、TOEIC700点くらいあれば簡単にできるような内容です。
私の場合は、90%のスコアでクリア。ちなみにTOEICは875点、英検準一級を保持しています。
足切りは70%(2022年3月現在)でした。
ちなみに日本人講師はこの文法の確認のみしか英語のレベルチェックはありません。
一応、応募資格は、TOEIC 750点以上など条件はありますが、確認はありませんでした。
ちなみに私の友人のカナダ人も講師登録していますが、彼女は95%だったと言っていました。
ネイティブスピーカーなので当たり前ですが、文法エラーがあったし、ちょっとミスっちゃったと言っていました。
文法試験が無事に終わると、システムチェックがあり、フィリピンの社員につながり、名前は?とか簡単な確認がありました。
その後、自己紹介動画こちらで撮るから、話してと言って話しましたが、かなりの緊張感の中行ったので、後ほど確認すると、あんまりよい動画ではありませんでした。
しかし、こちらも後ほど撮影した動画をUPすることができたので、動画を撮影し、IMovieで簡単な編集を行なってUPしました。
後から知ったのですが、ほとんどはあとで修正することができますが、名前だけは変更できませんでした。
顔出しすることもあり、ニックネームを使いたかったのですが、結局本名を使うことになってしまいました。
というのも、動画の中で本名を言ってしまっており、その後、プロフィール提出の際に、ニックネームを書いたところ、システム側から、自己紹介で話した名前とプロフィールの名前が違うと指摘が入り、結局本名での登録をするしかありませんでした。
訂正を行なって、2日後に「Congratulations!」とNativeCampの講師登録が済んだ連絡が入りました。なんだか、就職面接に受かったようなそんな気分でめっちゃ嬉しかったです。
最初の1レッスンは緊張しすぎて吐きそうになる(笑)
NativeCampの講師側のプラットフォームは当たり前ですが、英語なので初めはびびります。
どこを押してどう対応したらいいのかなど細かい内容がよく分かりませんでした。
とりあえず、試しにと「NOT STANDBY」というボタンを押して、「STANDBY」してみました。
そうすると、10秒もしない間に生徒が入ってきました。
こんなに早く生徒が入ってくると思っていなかったので、めっちゃ焦りました。
すぐに、こんな画面になり、自己紹介「Need」、訂正「Need」というようなテロップが入り、OKを押すとこんな画面に切り替わります。
この画面になって、OKを押すと授業が開始されますが、教材を選んでいる場合、教材が自動で表示されるものと思っていたので、されなくてかなり焦りました。
「Hello」と挨拶をして、事情を話します。
「This is my first lesson, so I don't know where the material is. So wait for a moment.」
こんなことを言いました。
それから四苦八苦しているものの教材がわかりません。
そうすると、生徒さんは、「フリートークでいいよ。誰だって初めてがあるよ。」と言ってくれました。若干、泣きそうになりました。
そうこうしているうちに、青地で書かれた部分をクリックしてみると教材は現れました。
この事例は、「Free talk」ですが、ここに生徒が選んだ授業名が記載され、教材が現れます。
こんな簡単なことですが、こういった細かい授業のプロセスの説明書や説明ビデオはないので、かなり四苦八苦してしまいました。
NativeCampの講師の教育は、全て動画を自分で勉強して行うだけ。
誰かが授業の流れを教えてくれることもありません。
初心者の人へのレッスンと希望していましたが、入ってきたのは幼稚園の英語教師で、ペラペラでした。しかも初めの資材が結構難しい新聞記事で「Daily News Article」という教材でした。
そうして、しどろもどろで授業を進行していきます。
授業前に流れをYoutubeで勉強できるのですが、全部覚えているわけもないし、とりあえずやってみよう精神の私は、グダグダになっていました・・・。
しかも、途中わからない単語が出てきて、適当に発音してしまったりしました。
最悪です・・・。
その時「分かりません。」と言っていいのか分からなかったのです。
しかも内容が難しく、かなり頭に血が上った感じになってきました。
よく受験の試験で、1問目からめっちゃ難しくて「やばいなぁ」と思っていて、次もやっぱりできなくてめっちゃ焦ってくる感じに似ていました。
生徒さんに「えっ、この質問の意味よくわかんない。」と言われ、内容読んでみると私もよく分からず、「この質問意味がよく分からないですね。サンプルの答えを送付しますね。」と最悪の返しをしてしまいました。
しかも、サンプルの答えをコピペしたのですが、うまく貼り付けできずに時間をまた消耗してしまいました。たった、25分の授業なのに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
しかも、途中何回もテロップみたいなのが現れてきました。
例えば、「生徒が分からない単語はチャットボックスに記入してあげてください。」
「カメラを見てにこやかにしてください。」など、これは監視されているのかな?と焦りました。
それを見ては、余計にしどろもどろになる私・・・。
もしかしたら、アカウント停止になるかもなと思うほど、ひどい授業をしてしまいました。
そうして、残り時間が5分になった時、音楽が流れました。
これも意図していなかったので、めっちゃ驚いてしまいました。
生徒の時には聞こえなかった残り時間を表す音楽でした。
この合図で復習を意識しろということのようです。
最後に少しだけ雑談をして、「本当にごめんなさい。最初の授業でいろいろ手順が悪く、ごめんなさい。」そう伝えるしかありませんでした。
そうして、相手が優しかったこともあり、かなり助けられました。
終わった後はかなり後味悪く、最悪な気分でした。
用意不十分だったと改めて感じましたが、仕方がありません。
逆に、ここまで最悪な授業はもうないだろうとすぐに次のレッスンにSTANDBYすることにしました。
変なおじさんが連続して入ってくる・・・
その後、気を取り直してやってみると、60代前後くらいの声の中国系の男の人がフリートークで入ってきました。
その方は、何を質問しても無視だけど、私に質問をし続ける人でした。
「How do you study English?」これを何回も聞いてきました。
初めで慣れてなかったので、驚きましたが、そのレッスンはほぼ私が一方的に話して終わりました。
あの授業、なんだったんだろう?と思っていました。
そうして、次の日、またStandbyを押すと、そのおじさんが10秒くらいで入ってきました。
「あっなんだか嫌だな。」と感じてしまいました。
一方的に質問をし続けてきます。
若干、英語を分かっているのか、難しい単語も使ってきたりするので、海外に住んでいる人なのかもしれません。
そして、私の問いかけは無視で私への質問をし続けます。
例えば、「今日は何を食べましたか?」「なんでパンを食べましたか?」など、ずっと質問し続けられてちょっと嫌だなと思っていたのですが、その授業をなんとか終えました。
その次のレッスンでは入ってこなかったのですが、その次のレッスンでまたそのおじさんが入ってきました。流石にこれは気持ち悪いなという感じがしてしまいました。
私はどちらかと言えば、お金を稼ぎたくて、講師をしている訳ではないので、会話の練習がしたいし、気持ち悪いおじさんに一方的に質問し続けられて苦痛に終わる授業が嫌になってきました。
どうしよう・・・こんなんなら続けたくないな・・・
NativeCampの先生でありながら、生徒でもあるので、いつも話すお気に入りの先生に変な生徒がいると相談してみました。
そうすると、「えっじゃあブロックすればいーじゃん?」と言われました。
そんな機能あるんだ?と思い、生徒情報を確認すると、確かにブロックというボタンがありました。
私は我慢することを辞めて、速攻ブロックすることにしました。
お金のためなら恐らく、適当に英語で受け流すだけで毎回入ってきてくれるのでいいのかもしれませんが、1日1時間くらい、レッスン料をただにするためにしているので、返答のない気持ち悪いおじさん相手に授業を終えるのは嫌だったからです。
ブロックするには簡単でした。
「Student's info」のところで、その生徒の右上の「Block」ボタンを押します。
最大で10名までブロックできるみたいです。
そうして、理由を書いて終わりでした。
理由は私的なことを聞き続けてきて、連続で授業に入ってきて怖いのでというような内容を書きました。
その後、2日くらいが経ち、ブロック理由が通ったようで、その生徒をブロックしましたというようなニュアンスのメールが来ていました。
その後は、そのおじさんが入ってくることはないので安心しています。
累計50レッスンの内訳は・・ほぼフリートーク!
講師になってから、3ヶ月目の現在50レッスンほど経験しました。
ほとんどは、フリートークを選択して入ってきます。
内訳としては、8割フリートーク。残り2割は、Daily News ArticleかGrammerを選択して入ってくる感じです。
フリートークで入ってくるので、やはり英語力は高い人が多いです。
初心者向けレッスンと記載していますが、恐らく自己紹介を読まずに入ってくる人も多いです。
「あ〜話しているだけだし、この授業よかったのかな?」
「私より英語力上じゃん。こんな授業でよかったの?」
「英語の単語をタイプするの遅かったし待たせちゃったな。悪かったな。」
こんな授業終わりばかりですが、ありがたいことに50レッスンをして、全て「5」の評価をいただいています。
その理由として、私のトーク力が高いという可能性もあるかもしれませんが(笑)、
恐らく、NativeCampは受け放題のツールなので、1人の講師にそこまでの期待をしていないというのが根本にあるのでは?と思っています。
実際、その他の先生の評価も高いので、低い評価がつきにくいという気がします。
もし、4.8以下のスコアを取ってしまった場合、アカウントは停止になり、改善策を提出する必要があるようです。提出してから3−5日間の営業日の間は、アカウントは停止状態で授業ができなくなるようです。
テロップが頻繁に出てくるので、監視されてる?と思ったのですが、改善策を出させるあたり、恐らくされてないんだろうなと思っています。
とりあえず、講師には簡単になれるけど評価が低い場合は、改善策を出させるということにしているようです。
NativeCampで講師をしてみたいと思っている方へ
50レッスンに至った私の経験をブログへ書いてみました。
どうでしたでしょうか?
お世辞にもいい先生とは言えない最悪な幕開けで講師経験はスタートしました。
最初の生徒さんに言われた言葉が、「誰だって初めてはあるから大丈夫。」でした。
そう言ってもらえたことで本当に助かり、やっと50レッスンを達成することができました。
そして、やっぱり少し嫌な生徒もいました(笑)
でも、ブロックすることができるので特に問題を感じていません。
嫌だなと思ったら早々にブロックすることをお勧めします!
そして、授業のほとんどがフリートークであることも驚いています。
雑談をするだけでお金が発生しています。
私はサラリーマンとして、しんどい思いをしてお金をいただいていました。
なので、こんな風にお金をいただくということが信じられない気持ちでいっぱいです。
といっても、多くはないお金ですが・・・。
また給料事情もブログへ書きたいと思います。
自分の好きなことで、お金をもっともらうにはどうしたらいいんだろう?
そんな風な考えにも至っているので、一歩踏み出してNativeCampの講師登録をしてよかったです。
ここから現在進行形で、講師を続けているのでまた誰かの参考になるように、記事を更新したいと思います。
メッセージいただければ、私の推薦をすることもできるので、連絡ください。
そうすると、新規で授業を1レッスン終了したら、お互いに20ドル獲得することができるようです。
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