海外インターン先での離職率とトラブル

留学/海外就職/英語学習

こんにちは。

無事に海外インターンシップが始まり、仕事内容としては、初めはつまらない仕事が多かったのですが、後半は、とても充実したものになりました。仕事内容の詳細はこちらから。

海外インターンシップ仕事内容公開 やりたいことをやるまでの過程

但し、海外インターン先では同僚が次々と辞めていきました。
また、女性だけの職場ということもあり、トラブルも発生しました。
日本でも経験したことがありますが、女性のトラブルは万国共通どこでも発生するんだなと身にしみた体験になりました。

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海外では実は離職率がとっても高かったりする・・・

日本の職場での離職率と比べるとはるかに高いという印象を受けました。

そもそも、カナダ自体が転職を重ねてキャリアアップをしていくような風土があり、一つの場所に長く働いているというのがよしとされる日本の風土とは全く違っていました。長くて2ー3年働いて次の場所に移っていくというようなイメージです。
ところが、私の働いていた先では、社長が厳しく、好き嫌いが激しかったということもあり、どんどん人が変わっていきました。それも、自分で辞めるのではなく、社長が解雇するということが多かったです。
昨日まで普通に働いていたのに、もう今日はいないなんてことも普通にありました。私がいたのは3ヶ月。その間に、10人中3人が解雇されるという状況でした。これは、異常な離職率ですが、社長の求める結果が出せなければ、解雇ということも普通にあり得る状況で、実力主義ということを非常に感じた経験になりました。
元同僚の女の子は、「私、明日から来ないんだ。クビになったから。」みたいな感じでした。そしてすぐに切り替えて、職探しをしていたので、「みんな強いな。」という印象を持っていました。
改めて、日本の会社はその辺りは緩いよな〜。私だったら何回解雇されるだろうと考えてしましました。
ちなみに新人研修やマニュアルなんてものは存在しておらず、本当実力社会ですよね。
但し、日本食レストランなどのサービス業に限っていうと、よっぽどのことがない限りは、解雇されているイメージがなかったです。周りのワーホリの日本人で解雇されたと聞いたことがありませんでした。

女性同士のいざこざ

これ、万国共通ですね。

私のインターンシップ中にも女性同士で仲違いが発生しました。

私の部屋には当初、イタリア出身のイベット、クロアチア出身のニコリーナ、そしてカナダ出身のスーザンの3名がおりましたが、この内、イベットとスーザンが仲違いしてしまいました。
私はインターン生で完璧に英語が理解できる訳ではなかったですが、ただならぬ雰囲気は感じていましたし、途中から2人が全く話さなくなって、その後、スーザンは違う部屋で仕事をするようになってしまったのです。
イベットからは、どうやらスーザンが会社のお金を横領して、主人が経営するレストランの資金に当てていることを勘付き始めたところから、仲が悪くなっていったとのこと。
本当ならすごい話なんですが、不仲の理由についてはそんな風に話していました。

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ある日事件が起きた

ある日、私の上司のイベットがすごい剣幕で部屋に入ってきました。

私とニコリーナに対して、部屋のドアを閉めてちょっと聞いて欲しいと言い出したのです。
どうやら、社長に呼び出されて、こんなことを言われたそうです。

社長宛にメールが匿名で送ってきた。その内容は、金髪の中年の女性(恐らくイベットのこと)が、平日の昼間からレストランでワインを飲みながら、社長の悪口を永遠に言っていたとのこと。それを聞いていてとても煩わしかったとのクレームが入ってきたと話したそうです。

信じられない話ですよね・・・。

それに対して、イベットは全く心当たりがなく、きっとスーザンの仕業に違いないと話し出しました。もう完全に名指しで、本当ムカつくというようなことを言っていました。

こういうことが、もし日本の職場であったらどうでしょうか?
そうかもしれないと思っていても中々本人に問い詰めることはないですよね?

カナダでは違っていました。イベットの個性かもしれませんが・・・。
イベットはあまりにもひどいことで見逃せないと言って、お昼にメンバー全員集めて、この話をするから、スーザンの態度を見ていて欲しいと私とニコリーナに行ってきたのです。もう完全に海外ドラマのデスパレートな妻たちのような展開になってきました。
インターン生である私は、完全にこのデスパレートな妻たちの状況に飲み込まれてしまっていました。

そして、お昼が過ぎて、全員を一部屋に集めて、イベットが話始めました。
「先日、こんなメールが社長にきたの。」と、先ほどのメールの内容を共有し始めました。
まず、ショックなのは「金髪の中年って私のこと中年ってショックよね?」と少し笑いをそそってから内容に入っていきましたが、誰も深刻な状況に笑えずにいました。
最後まで話す彼女を見て、「めっちゃ強い、強すぎや!」って思いました。
みんなの反応は、人それぞれですが、大体が「信じられない」という顔をしていました。そして、肝心のスーザンはずっと携帯をいじってて話に興味がないという感じでした。なので、真相はわからないですが、信じられない状況が起きました。

後日談ですが、私がインターンシップを終えた後、数ヶ月でスーザンは解雇されたそうです。ですので、どうやら、イベットの方が勝ったという状況であったようですが、本当にすごいことが起きました。
但し、この状況に、私の同僚は「Crazy」だとずっと言っていたので、異常なんだと思います。でも、実際に起こったことです。このような職場だったので、離職率も激しかったのかもしれません。

そして、いじめられたら、いじめ返すではないですが、そのまま泣き寝入りすることなく立ち向かっていく様子が見れて、人生勉強になりました。

カナダのインターンシップ先でまさかこんな展開になるとは思わなかったですが、女性同士のいざこざは万国共通、女性同士が集まったらロクなことはないなと感じた出来事になりました。

当時はインターンなのになんでこんないざこざを見ないといけないんだろうと少し落ち込むこともありました。

しかし学びとしては、女性の多い職場では、多かれ少なかれ、女性同士の面倒ないざこざが起きるから、男性もある程度いる職場に転職しようと決めたことです!!

今日は、インターンシップ先で実際に起こった離職の瞬間と女性のいざこざについて共有しました!

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