初心者は買うな!ソニーα7iiiレビュー&デメリット!瞳AFの検知がポンコツ?

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30代でカメラ初めての男性が、フルサイズのソニー ミラーレス一眼 α7Ⅲ ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7M3Kを最安値で買いました。

風景写真や、犬や子どもを撮りたいと思い、「一眼レフ」も「フルサイズ」もわからない所からカメラ選びを始めました。

なぜ「α7Ⅲ」を買ったのか。

実際使ってどうだったかを、レビューしたいと思います。

買うまでの経緯・カメラ性能・付属品についてどうでもいい方は、目次で「初心者が2年使って実際どうだったかをレビューします。」まで飛んでください。

  1. 素人はデジカメで十分!と思っていたけど・・・
  2. 風景写真が高くて買えないなら、高性能カメラで自ら撮影・現像。
  3. 狙ったところを逃さないピント調整。
  4. 流石にブレるよね?それは過剰に褒め過ぎじゃない?
  5. カメラの防滴防塵は怪しい?
  6. フルサイズって最上位ですか?高いですね・・・
  7. α6500よりα7Ⅲが欲しい!
  8. 動画は流石に諦めました。でも、大丈夫♪
  9. ボケてるのはいいこと?レンズのF値ってなに?
  10. カメラは本体だけじゃない。レンズも買ったらめっちゃ高い
  11. 中古市場なのに、カメラやレンズが高い?
  12. Eマウントレンズ Aマウントレンズ ソニーのレンズは高い
  13. タムロンのレンズは安いけど、安かろう悪かろう?
  14. 最安値で買う方法。ヨドバシ・公式・Qoo10・価格ドットコムを比較
    1. ヨドバシカメラの価格と補償は捨てがたい
    2. ソニー公式オンラインストアは保証がいい
    3. 「現金最安値」は、価格ドットコム
    4. 「実質最安値」は、楽天市場の可能性
  15. 待ちに待ったα7Ⅲが我が家やってきた。
  16. アクセサリー選びも結構大変。。。
    1. メモリーカード
    2. レンズフィルター
    3. 液晶保護フィルム
    4. クリーナー(ブロアー、レンズペン)
    5. 三脚
    6. レンズフード(付属)
    7. 付属品
  17. 初心者が2年使って実際どうだったかをレビューします。
  18. デメリット・悪かった点
    1. 勘違いするな!カメラは完璧じゃない。きれいな写真を残すには、努力が必要。
    2. 起動が遅い。
    3. F値とシャッタースピードのダイヤル回転方向を自由に設定出来ない。
    4. 瞳AFの人と動物の切り替えは、忘れる&シャッターチャンスを逃す。
    5. リアルタイムトラッキングに対応していない。
    6. 瞳AFは、認識までが遅い。
    7. 動く被写体への、自動ピント調整機能は、カメラの癖をつかむ必要がある。
    8. サイレント撮影だとシマシマ模様でガッカリ。
    9. スマホでの遠隔操作の接続が悪い時がある。
    10. 遠隔操作ではピント調整が出来ない。
    11. カメラでの動画再生の音量が小さい。
    12. 液晶画面の全情報表示に水準器が表示されない。
    13. 時代遅れの無駄なUSB端子がある。
    14. 付属の接続ケーブルが接続しずらい&短い。
    15. 付属のケーブルの転送速度が遅い
    16. 自撮りが出来ない液晶画面の可動角度。
    17. 動きながらの動画撮影は、機材が必要。
    18. カメラ内で簡単な編集が出来ない。
    19. 重たい。
    20. ソニーのレンズキットのレンズは、オススメ出来ない。
    21. 子供が小さいうちは使えない。シャッターチャンス逃しまくり。。。
  19. メリット・良かった点
    1. ボタンを自分好みに設定出来る。
    2. ファインダーの見え方が調整出来る。
    3. 液晶画面が上下に可動するので、上からや下からのアングルが撮りやすい。
    4. 画質がキレイ。
    5. 液晶がタッチ出来るので、思ったところにピントを合わせやすい。
    6. ピントがすぐに合う。
    7. 暗くても撮影できる。
    8. ボタン1つで動画撮影が開始出来る。
    9. 設定を簡単に変えられる。
    10. メモリーカードが2枚セット出来る。
    11. 本格的な動画機器になる。
    12. スマホで遠隔操作、連写も出来て、子どもや愛犬がカメラ目線。
    13. すぐにスマホへ送信出来る。
    14. 接続するだけでPCへ転送できる。
    15. ソニーの無料ソフトで編集できる。
  20. 2年間使っての「まとめ」
    1. 悪いところ一覧
    2. 良いところ一覧
    3. 満足している理由&おすすめ出来ない人

素人はデジカメで十分!と思っていたけど・・・

毎年カナダのバンクーバーへ行くほどバンクーバーが大好きで、素敵なバンクーバーの風景写真を家に飾りたいなぁーと思っていました。

しかし、現地で写真屋に入ると、大きな写真だと40万円だと言われました。

「えーそんなに高いんだ!」と思い諦めていました。

しかし、「それなら自分で撮って現像したらいいんじゃない?」と閃きました。

素敵な案が浮かんだと思い、帰国後、写真屋に行きました。

コンパクトデジタルカメラやスマホで撮った画像を大きくして現像しようとすると、「だいぶ粗くなるので、やめた方が良い」と言われました。

「え?デジカメで見てるとあんなにきれいなのに?」

バンクーバーの写真を飾れると思っていたので、本当にショックでした。

どうなるの?と思い調べると、下の写真のような違いになることがわかりました。

高性能カメラで撮った画像を大きく引き伸ばした写真の例
スマホやコンパクトデジタルカメラで撮った画像を大きく引き伸ばした写真の例

小さく見ている時は、細かい部分が見えていないのでキレイに見えます。

しかし、大きく引き伸ばすと、下の画像のように1つ1つの粒が大きくて、粗い画質の写真になります。

これは飾っても、逆にテンション下がるなーと思い、一旦現像するのは諦めました。

風景写真が高くて買えないなら、高性能カメラで自ら撮影・現像。

ただ、バンクーバーの風景写真は諦めきれませんでした。

しかも、よく考えると、「画質が粗いだけだし高性能なカメラを買えば済むよね?」って思いました。

プロと同じ写真は撮れないけど、同じような写真なら撮れる」と思いました。

「カメラは高いと思うけど、風景写真と一緒ぐらいの価格なら、何枚も撮れてお得にいっぱい飾れるし最高だな」と思い、高額なカメラを買うことに決めました。

カメラのことが全く分からない私は、とりあえずヨドバシカメラのカメラ売り場に行って、どんな物があるか見に行きました。

しかし、カメラがありすぎて、一眼レフがどれかさえも分かりません。

店員さんに聞くのが苦手な私は「なんかカメラに溺れてるなぁ」と思いながら、とりあえず商品の説明をみたり、実際の商品を手に取って写真を撮ったりしてみました。

ただ、カメラの良し悪しわからないので、適当に撮っていても全く違いが分かりませんでした。

そんなことをしながら売り場を周っていると、一番目立つ場所にソニーのαシリーズが並んでいました。

売り場の特設ステージのようにキラキラ輝いて見えました。

ソニーってカメラのイメージがありませんでしたが、「めっちゃ一押しって感じでライトで照らされてる!なんかすごそう!」って思いました。

狙ったところを逃さないピント調整。

そこで、ソニーのカメラを手に取って構えてみました。

ピント調整のボタンを押すと、液晶画面にピコピコと緑の枠が動きました。

「へぇー今はこんなに小さいところにまでピントを合わせてくれるんだ」

緑の枠がある所にピントが合っているようでした。

手前に邪魔なものがあったのですが、撮りたい所にカメラを向けると、手前の邪魔物を無視して奥の被写体にピントを合わせてくれました。

「めっちゃすごいじゃん!デジカメの時はピント調整にほんと苦労したのに、全く違う!」

「狭いところにもピントを合わせられるかな?」と狙ってみると、しっかり合わせてくれました。

私が狙ってる被写体知ってるの?ってカメラに聞きたくなるぐらい、撮りたいものにピントを合わせてくれました。

しかも、万が一合わなくても液晶画面をタッチすれば、そこにピントを合わせくれるので、ピントの事で悩むことはないとな思いました。

その後他社のカメラも色々試しましたが、他社のカメラは奥の物を撮りたくても、大概手前の物にピントが合いました。

ソニーのカメラの商品説明を見てみると、ピント調整機能を前面に押し出しいて、ソニーの強みはピント調整なんだと思いました。

ソニーのピント調整機能が気になる方はこちら



ふと下のポスターが目に入ったので見ると、「ピントが瞳を捉えて追いかけてくれる」って書いてありました。

「え?それってめっちゃすごない!科学の進化半端ないな!」と思いました。

他人にカメラを向けるのは気が引けたので、人が映ってるポスターにカメラを向けました。

確かに瞳にピントが合うように緑の枠が当いました。

「カメラ動かしても大丈夫ってことだよね?」と思いながら、その状態でカメラを動かしました。

すると、緑の枠が瞳を捉え続けていて「本当にソニーのカメラって凄いんだ!」って感じました。

ただ、ポスターの顔写真って瞳がしっかり開いて写ってるし、「実際はどうなんだろう?」って疑問もありました。

他にキャノンやニコン、オリンパスやパナソニックの機種を触りましたが、ピント調整を前面に押し出している商品説明はありませんでした。

しかも、数値的な性能的でもピント調整が優れた機種はありませんでした。

更に売り場を周っていると、ソニーの機種には「動物の瞳に即座にピントを合わせる機能がある」と商品の説明に書いてありました。

「めっちゃ動くから勝手にピント合わせてくれるとか最高」

最近犬を飼い始めたので、景色だけでなく愛犬の写真も撮りたいなと欲が出てきました。

「あー、ソニーのαのカメラ欲しいわ!」ってなりました。

流石にブレるよね?それは過剰に褒め過ぎじゃない?

私が触っていたソニーのα7Ⅲは、約20万円と高額でした。

「これは流石に高過ぎて手が出せないなぁー」と思い、売り場を周っているとα6500という機種がありました。

価格は半額の約10万円でした。

「これとか値段ばっちりじゃん」と思い見てみると、α6500の売り場には前後に動くポップがありました。
ポップには「ボディ内手ブレ補正5段分」と書いてあります。

手ブレを抑える機能ってことはわかりますが、「5段分ってなに?」と思いネットで調べました。

ボディ内手ブレ補正について知りたい場合はこちら

ブレる要素は上下左右だけじゃなくて、正面の回転もあることに驚きました。

ただ、5段分がカメラ業界としてすごいのか普通なのかわからなかったので、もっとすごいのがないか探してみました。

すると、オリンパスの機種で、6.5段分ありました。

「凄いな!これが一番かな?1.5段分はどんな補正をしてくれるんだろう?」と思いました。

しかし、1.5段分の違いがよく分かりませんでした。

それに、カメラ本体ではなく、専用レンズが1.5段分補正してくれるみたいでした。

「専用レンズ買わないと意味ないのか。それってめっちゃお金かかるやん」


ただ、夜に脚立なしでブレない写真が撮れるみたいで、写真をネットに挙げている人がいました。

「えー!これ手持ちなん!?脚立いらんやん」と思いました。

売り場でも夜景や星空撮影押しで、オリンパスの強みにびっくりしました!

「オリンパスやったらブレは心配せんでもええんや!花火とか最高やん!」って、感動しました。

コンパクトデジタルカメラでは、三脚なしの夜景撮影は絶対不可能だったので、本当にびっくりしました。

早速、オリンパスの「OM-D E-M1 Mark II」という機種を試しました。

今は「Mark III」が出ています。

オリンパスが置いてある所には箱があり、暗くなった箱の内側にライトが光っていて、プチ夜景が再現されていました。

早速その箱を使って試しにオリンパスの機種で撮ってみました。

「あれ?ボケてる?」撮ってみましたがボケていました。

何度か撮り直しましたが、何度やっても同じでした。

「この箱置かん方がええんちゃうかな?」

シャッタースピードを1秒以上にして、「手だけで固定撮影するのって結構むずかしいんだな」と思いました。

練習すれば出来るようになるかもしれませんが、すぐには無理なんだなと実感しました。

ただ、夜景を撮る時は、三脚をセットで持っていくので、6.5段は必要ないと思いました。

カメラの防滴防塵は怪しい?

それから何度も店頭に足を運びました。

何回もヨドバシカメラのカメラ売り場を周って、帰ってはネットで調べました。

何回もカメラ売り場に行くたびに、色んなポップが目に入ります。

その中で目を引くものがありました。

それは、防滴防塵です。

売り場を周っていると、防滴防塵を押している機種が多数あるのですが、ソニーのαシリーズには、防滴防塵の表記がありませんでした(現在はHPに防滴防塵対応の記載があります)。

HPやカタログでも同様でした。

アウトドアが好きな私は、突然の雨でも写真を撮りたいし、汚れたらジャブジャブ水で洗いたい派です。

防滴ではジャブジャブ洗えませんが、少しの水でも壊れてしまっては最悪なので、なんとしても欲しい機能でした。

それに、電機メーカーのソニーなら、防水を考えているはずだと思いました。

そして、ネットで調べに調べました。

すると、防滴防塵だと書いてある機種と同様に、ソニーαシリーズの機種も同じような方法になっている設計図らしき物を発見しました。

自分で出した結論ですが、防滴防塵はIPX1のような防水防塵の等級がとれないようなレベルなんだと思います。

だから、ソニーはわざわざ表記していないだけで、他社は曖昧に防滴防塵と表記しているんだなと結論付けました。

実際そうだと思います。

フルサイズって最上位ですか?高いですね・・・

ヨドバシカメラの売り場に行くと、たまたまソニーの店員さんが来ていて、安いカメラと高いカメラがどう違うのかを聞いてみました。

価格の違いは、イメージセンサーの違いということが分かりました。

ここで初めて、イメージセンサーという物を知り、サイズがあるのを知りました。

イメージセンサーについては、詳しくはこちら

色々聞くと、私の本来の目的「高画質な大きな写真を現像したい」にとって重要なことだと教えてくれました。

画質は、イメージセンサーの大きさによって左右されるので、大きい方がいい。
イメージセンサーの大きさは、「フルサイズ」が最上位。

機種で言うと「α7Ⅲ」が「フルサイズ」のイメージセンサーを搭載しています。

「α6500」は、「APS-C」という1つ小さいサイズののイメージセンサーを搭載しているので、「α7Ⅲ」と比べると画質が下がってしまいます。

α6500よりα7Ⅲが欲しい!

高画質な大きい写真を撮るならイメージセンサーが大きい方がいいと聞いて、α6500よりα7Ⅲが欲しくなりました。

欲しくなったら、なかなか諦められない性格です。

α6500を買って画質で満足出来なかったら、後悔してα7Ⅲを買い直してお金の無駄になると思いました。

だから、この時には、ソニーのα7Ⅲ ILCE-7M3K の購入を心に決めていました。

動画は流石に諦めました。でも、大丈夫♪

心の中ではα7Ⅲを買うと決めていましたが、20万円もするカメラを買うことを妻が渋っていました。

また、子どものこともあってビデオカメラも欲しいみたいでした。

α7Ⅲは動画も撮れるのですが、ビデオカメラとの性能差がわからないので、α7Ⅲの動画撮影機能やビデオカメラについて調べることにしました。

α7Ⅲの動画撮影機能
・4K撮影
・ピント調整も強い
・動画は連続で29分しか撮れない仕様


30分の制限がついているので一瞬どうかなと考えたのですが、「長い方がいいけど、30分も長々と撮る機会も少ないだろう」と長時間撮影は諦めました

次にビデオカメラについて調べると、ソニーとパナソニックの機種がよさそうなので早速ヨドバシカメラに行って機種を試してみました。

比べてビックリしたのですが、ソニーの「空間光学手ブレ補正」は凄すぎました!

科学技術の進歩にびっくりしました。

空間光学手ブレ補正について詳しく知りたい方はこちら

ヨドバシカメラではビデオカメラがセットされていて、テレビ画面に撮影動画がリアルタイムに映し出されるようになっていました。

赤い大きなボタンがあってそれを押すと振動がスタートしました。

その振動は少し揺れてるなってものでなく、「ガクガク揺れすぎやろ」ってぐらい1㎝ぐらいの間を高速に揺れていました。

しかし、テレビ画面に映ってる動画は、ビデオカメラの揺れから想像できないぐらい滑らかな動きでした。

ビデオカメラを買うならこの機種だと思いました。

パナソニックの機種も同じような感じでセットされているのですが、本当に歴然の差でパナソニックのファンとしては少しがっかりしました。

ソニーのビデオカメラは「FDR-AX60」という機種で約10万円しました。

ただ、その時に未来の光景が浮かび上がってきました。

カバンを背負いカメラとビデオカメラ肩から下げて走り、慌てながらカメラとビデオカメラを持ち替える、大変そうな自分の姿でした。

想像するだけで嫌な場面です。

どちらか1台だけしか持たなくなるのなら、初めから1台の方がいいと思いました。

私が欲しいのはカメラであって、ビデオカメラはいらないって結論に至りました。

素晴らしい「空間光学手ブレ補正」の事は黙って、2台持ちは面倒でビデオカメラ以上の画質で動画が撮れるとゴリ押しして、説得に成功しましたw

それに、最近はカメラでの動画撮影機材も充実していて、高いですが、それを使用すればプロ顔負けのぶれない動画撮影ができるようでした。

ボケてるのはいいこと?レンズのF値ってなに?

会社で上司にカメラを買おうとしていることを、たまたま話すことがありました。

すると、思わぬことを聞きました。

カメラの良いところはボケを作る所にあり、そのためにはF値の低いレンズが必要だということでした。

次の日にカメラを持ってきてもらい、昼休みに実際に写真を撮ってF値ついて教えてもらいました。

・F値が低いとボケさせることが出来る
・ボケは表情など焦点以外をボケがさせて、見せたいものを引き立たせる効果がある。

ボケやf値について詳しく知りたい方はこちら

F値が低く、背景がボケている画像↓

F値が高く、背景もはっきりした画像↓

帰ってどのレンズがいいか調べていると、単焦点のレンズのF値は変更出来るのかな?という疑問がわいてきました。

単焦点というのは、ズームが出来ないレンズです。

単焦点のほとんどのレンズは、F値が低いです。

F値が低いとボケが作れて良い写真が撮れるのは分かったのですが、風景写真が撮りたい私にとっては、ボケが出来るのは微妙だと思いました。

上司に聞いてみると、商品説明に書いてあるF値は、最低の数字であっていくらでも高く変更出来ることが分かりました。



なので、F値についての理想を1−3にして、探すことにしました!

カメラは本体だけじゃない。レンズも買ったらめっちゃ高い

買うのはソニーの「α7Ⅲ」と決めたつもりでしたが、やっぱり価格が悩みの種です。

カメラは本体だけでなくレンズによっても、撮れる写真が変わってきます。

欲張りな私は、

・カナダのバンクーバーの広い景色が撮れる、画角の広いレンズも欲しい。

・愛犬の自然な表情を気付かれる前に撮るための高倍率にズームできるレンズも欲しい。

・子どもの表情を引き立たせるための、F値の低いレンズも欲しい

そこで考えたのが、α7Ⅲを諦めてα6500とレンズを2本買うか・α7Ⅲのズームレンズキットを買うか・中古で買うかの3択でした。

カメラはセットレンズと買うか・カメラ本体だけ買うか、選べます。

中古市場なのに、カメラやレンズが高い?

まず中古市場をネットで見てみると、何故か新品より高い値段で売られていました

カメラもレンズもです。

人気の機種やレンズは、品切れなどで高くなるようです。

それからも色々調べたり、ヨドバシカメラに行ったりして調査をしました。

レンズを考え出した時は、α6500とレンズを二本、あわよくば三本買おうかなと考えていました。

しかし、考えると付け替えのためにレンズを何本も持つのも大変です。

そう考えるとやっぱり、レンズは買換え出来るけど、高額な本体の買い直しは出来ないなって思いました。

α7Ⅲを買うことにして、レンズはズームレンズを探すことにしました。

Eマウントレンズ Aマウントレンズ ソニーのレンズは高い

ソニーの純正レンズはやっぱり高くいです。

でも、1本だけと考えた時にこれかなって思った1本が、ズームレンズFE 24-105mm F4の「SEL24105G」でした。



しかし、やっぱり約13万円と高く本体と合わせると30万円を超えてくるので、流石に手が出せません。

しかも、価格が高いのにF値が4と高かったので、他のレンズを探すことにしました。

ヨドバシカメラでいいレンズないかなと探していると、ソニー店員さんがいたのでレンズについて聞いてみました。

すると、ソニーのレンズは、EマウントとAマウントの2種類に分かれていることが分かりました。

マウントについて
・マウントとは、レンズと本体の接合部分のこと。
・同じマウントでないと、使用できない。
・αシリーズのカメラは、Eマウント。
中古レンズについて
・Eマウントのレンズは、歴史が新しいので出回っている量が少なく価格が高い。
・ソニーには、別の種類のAマウント対応のレンズがある。
・Aマウントレンズは歴史が古く中古レンズがたくさんあるので、安いのがある。
アダプターを使用してAマウントのレンズをEマウントのカメラで使えるようにすると、お得にレンズが買える。 

店員さんも中古カメラ屋でお得にレンズをゲットしているそうです。

帰ってから調べてみると、確かに、ソニーがカメラ事業を引き継ぐ前の「コニカミノルタ」の時代のレンズも使えることがわかりました。

価格ドットコムのミノルタのレンズはこちら

「カメラのキタムラ」のAマウントの標準ズームの中古レンズはこちら

また、レンズ内モーター非搭載でも自動ピント調整機能がある「la-ea4」というアダプターがあります。

最近では性能が向上して小さく軽くなった「la-ea5」まで誕生していました。

しかし、古いレンズも値段が上がっていて、良いなと思うレンズは安くても2万円でした。

また、中古レンズの多くはレンズ内部にゴミがあったりして、ゴミがないきれいな物は更に高額でした。

なので、結局はアダプターとレンズを買うと、安くても5万円ぐらいかかります。

初期費用としては高額です。

レンズを買えば買うほどお得になりますが、2本ぐらいではアダプターも2万5千円ぐらいするので、割高感がありました。

また、アダプターをつけると性能が落ちたり、ピント調整機能もα7Ⅲ本来の力を十分に発揮しているとは思えませんでした

そんなこともあって中高レンズはやめることにしました。

売り場では他にもレンズだけを専門に作っているメーカーがありました。

先ほどの店員さんの話では、他社のレンズでもEマウントの接合部であればαシリーズのカメラで使えるってことで、見てみることにしました。

タムロンのレンズは安いけど、安かろう悪かろう?

調べると、タムロンはEマウントのレンズを作っていて、ズームレンズの28-75mm F/2.8「Model A036」が良さそうでした。

タムロンという会社は、口コミも良くこのレンズについても上々の評判でした。

気に入ったのが、F値が固定で2.8と低いことでした。

通常ズームすると最低F値が高くなりますが、ズームレンズでF値固定というのはズームしてもF値が低いまま維持出来きます。

しかも価格は約8万円なので、ソニーのレンズと比べるとだいぶコスパが良いと思いました。

追記:現在はもっといいのがあってF値が固定ではないですが、 28-200mm F/2.8-5.6で、現在、私が欲しいレンズです。

価格は約8万円とソニーより安くなり合計30万円内に収まっていますが、それでも約30万円と冷静になると高額なレンズです。

色々探しましたが、高額過ぎて残念ながら妻を説得することが出来ませんでした。

ここまで一生懸命調べたのに、結局は、レンズキットのレンズにすることにしました。

最安値で買う方法。ヨドバシ・公式・Qoo10・価格ドットコムを比較

買うものが決まったので、最安値がどこか調べました。

家電を買うときは、いつもヨドバシカメラとネットを調べて決めています。

ヨドバシカメラの価格と補償は捨てがたい

家電の多くは、ヨドバシカメラにいつもお世話になっています。

理由としては、入会費と年会費無料のカード「ゴールドポイントカード・プラス」を持っているからです。

ポイント還元率11%の高還元率で、もちろん1ポイント=1円です。
それにプラスして180日間まで破損や盗難補償サービスがあるので、水濡れや落として潰れてしまった場合に安心です。

ただ、物によっては還元ポイント分を上乗せしたような価格で売っています

今回は元の値段が高くポイント還元されても値段が高かったので、ヨドバシでは買いませんでした。

ソニー公式オンラインストアは保証がいい

α7Ⅲを調べていると、オンラインストアがいつも出てきて、ソニーから直接買えることが分かっていました。

高いだろうなと思いつつ調べてみました。

価格はやっぱり高いですが、たまにキャンペーンをしていて安くなっていることがあります。

最安値ではないですが、補償の事を考えると魅力的な価格だと思いました。

私が買うときにはやっていなかったので、ぜひ一度調べて下さい。

通常メーカー保証は1年ですが、オンラインストアで購入すると3年のメーカー保証が無料で付いてきます。

有料になりますが、破損や水濡れなどの保証も5年で2万3千円と迷いどころの値段でした。

また、24回分割手数料が0%なので、手元資金が少ない人でも値段変わらずに買えるので嬉しいです。

ただ、私は買いませんでした。

理由としては、初期不良は1年保証で十分丁寧に扱うのでいらないと思いました。

パソコンを購入した時にパソコン好きの詳しい店員さんが対応してくれたのですが、こうゆう機器は2・3カ月して故障がなければ、2・3年後の初期不良はほぼありえないとの話でした。

「1年過ぎてから壊れた場合は、初期不良の可能性が少ないか・長期保証などはつけなくても良いと思います」と言われたので、店員さんを信じてそれ以来は長期保証をつけていません。

そんな理由でソニーストアでは買いませんでした。

「現金最安値」は、価格ドットコム

電子機器を買うときにまず見るのが、価格ドットコムです。

口コミやレビューに信用性があって、色んな人が色んな事について討論しています。

今回もレビューなどを見て、実際どうなのか調べたりしました。



もちろん価格についても同じです。

楽天・ヨドバシカメラ・アマゾンなどすべてのサイトを網羅して価格を表示しているので、価格ドットコムはほぼ間違いなく最安値が分かります

もちろん二重チェックもしました。

細かいところはチェックしていませんが、楽天・アマゾンは価格ドットコムで表示されている値段が本当に最安値かチェックしました。

しかし、ポイント還元分を入れても安くなかったので、楽天などでは買いませんでした。

それと、タイミングによってキャンペーンやクーポンがあって、価格ドットコムの表示より安い場合があります。

だから、Qoo10というサイトにも飛んでチェックしましたが、クーポンなどなかったのでQoo10では買いませんでした。

価格ドットコムは、最安値の価格推移グラフが見れます。

3カ月直近の推移を見ると、値段が下がってきて下値で安定しているようでした。

高値ではないので待つ必要なく買い時だと思ったのですが、最安値の業者が「セブンスター」と聞いたことがない業者でした。

セブンスターのサイトを開けてると、まずクレジットカード決済がないことに気付きました。

私はクレジットカードで決済すると1%分がポイントで戻ってきます。

だから、クレジットで決済したかったのですが出来ませんでした。

還元ポイント分と銀行振り込みの手数料を計算して、再度価格ドットコムで比較しました。

それでも安かったのでセブンスターを第一候補にしました。

しかし、セブンスターっていう会社を聞いたことがなかったので「代金振り込んだのに商品が届かないとかあったら嫌だな」と思いました。

価格ドットコムのショップ評価欄を見てみると、ショップの評価も高く出店して10年以上となっていました。

購入者コメントを見ても良い評価ばかりだったので、私は「セブンスター」でα7Ⅲを買いました。

「実質最安値」は、楽天市場の可能性

しかし、カメラを買った後に楽天市場の事に詳しくなりました。

今更ながら思うのですが、楽天市場を使う人にとって実質の最安値は、楽天市場のショップの可能性があったなと思いました。

楽天市場は楽天グループの色んなサービスを利用すればするほど、ポイント還元率が上がります。

また、キャンペーンやエントリーするだけでポイント還元率が数倍アップするものが様々あり、還元率が最大で40倍以上にになります。

40倍にするには結構大変なのですが、20倍くらいならすることが出来ます。

価格ドットコムの最安値が20万円・楽天市場の最安値22万円の場合に、楽天のポイント還元率が20倍なら4万円分のポイント還元になるので、価格ドットコムの最安値より2万円安くなります。

楽天の還元について詳しく知りたい方はこちら

少し面倒ですが、そうすればもっと安く買うことが出来たと今は少し後悔しています。

待ちに待ったα7Ⅲが我が家やってきた。

カメラを買いたいと思ってから約2ヶ月が経ちました。

頭の中はα7IIIのことばかりでした。

待ちに待ったカメラが我が家にやってきました!

本当はすぐに開けたかったのですが、「液晶画面にホコリとか付いたら絶対嫌だと」思い、フィルムなど付属品が届いてから開けようと思いました。

なので、結局その日は開封せずに箱を眺めて終わりました。

次の日に続々とアクセサリーが届いて、レンズフィルターと液晶保護フィルタ―が届いた時点で、箱を開けました。

開けた瞬間、落ち着いた黒のボディがチラッと見えた時は、心が踊りました。

ほこりが付かないようにすぐに液晶フィルターを貼付け、レンズフィルターが無事に装着できるか不安を抱きながら装着しました。

レンズやカメラ内部に埃が入らないようにキャップを取って素早くレンズを取り付けました。

すると、レンズをカメラ本体に取り付けた時の手の感触・「カチッ」とロックがかかった時の音が、なんとも心地良い。

「うわっ!プロのカメラマンみたい!」って心躍りました。

メモリーカードを取り付けて、ストラップを取り付けました。

ストラップは黒地に白で「SONY」「α7」て書いてあり、全体は落ち着いた感じです。

しかし、オレンジのワンポイントが入っており、「情熱のかっこよさを連想させてくれてめっちゃかっこいい!」地味にテンションが上がりました。

ここまできてやっと写真を撮る用意が出来ました。

落とさないようにストラップを首にかけて、準備OK。

少し手に汗を握りながら、シャッターを切ります。

「念願の一枚目だ〜!あれっ!?」

オートフォーカスを使って写真を一枚撮影したかったのですが・・・

ヨドバシカメラで使っていた時と違って、なにか違和感がありました。

ヨドバシカメラの時は、うまいこと自分に合わせたいところにうまくピントが合う感じがしたのですが、今回はそんなにうまくピントが合いません。

それから、説明書をざっくり読むと、設定をしないといけないらしい・・・ということが分かり、気になる所を数日かけて設定しました。

アクセサリー選びも結構大変。。。

カメラを注文して恐る恐る「セブンスター」に銀行振り込みをしてから、すぐにアクセサリーなどの周辺機器選びに取り掛かりました。

メモリーカード

メモリーカードないとカメラがあっても保存が出来ないので、メモリーカードについて調べました。

メモリーカードの見るべきポイント
・容量
・書き込み速度
・信頼性(書き込み出来る、消えない)

上記三つが重要なことが分かりました。

容量は、大きい方がいいので、128GBにしました。

書き込み速度は表記がややこしく、とりあえず

XC1

この表記があるものを選びました。

書き込み速度について詳しくはこちら

本当は、「XCII」の表記のメモリーカードが良かったのですが、高すぎるので止めました。

国内メーカーのメモリーカードは、やっぱり高いです。。。

それに比べてアメリカの有名メーカー「サンディスク」のメモリーカードを見ると、高いのと安いのがあって安いのは並行輸入品でした。

並行輸入品は、サポートや補償が受けれません。

しかし、なかなか潰れることはないだろうと思って並行輸入品を買いました。

「PRO」と書いてある方は、少しだけ書き込み速度が速いです。

しかし、使ってみて特に違いは感じませんでした。

特に不満な点はありません。

アダプターを持っている場合は、アダプターなしを選べばもう少し安いです。

レンズフィルター

レンズは絶対割りたくなかったので、ネットで探すとレンズ保護製品が出てきました。

レンズフィルターの見るべきポイント
・高透過率(光の屈折や遮らないことが重要)
・撥水防汚(汚れが付きにくいこと)

製品を比較していると、フィルターがガラスで出来ていて良い製品もありましたが、おそらく違いが分からないだろうと思ったので安い方にしました。

それより、α7Ⅲへの装着の仕方も装着出来るかもわからなかったので、到着するまで不安でしたが、無事に装着出来ました。

フィルターは買ってよかったです。

レンズキャップを取っているのに、また取ろうとしてレンズフィルターに触ることがありました。

子どもに気を取られてレンズキャップを取っていることをよく忘れるで、とても助かっています。

ここ一番って時にフィルタ―を外して撮影しましたが、あまり違いは分からなかったので、着けている方が安心です。

レンズフィルター装着なしの状態

レンズフィルター装着ありの状態

レンズの大きさに注意してください。

レンズキットのレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」であれば55mmです。

液晶保護フィルム

カメラの液晶保護のためのフィルムも買いました。

買ったのは、上記の商品です。

製品説明ではピッタリサイズと書かれているのですが、画面より1mm小さいサイズでした。

他のを買った方がいいと思います。

クリーナー(ブロアー、レンズペン)

これも必需品です。

結構砂ぼこりが付くので、ほこりを吹き飛ばすブロアーは重宝しています。

結構調べて買いましたが、使ってみるとブロアーであればどれでも同じじゃないかって印象です。

他のを使っていませんが「この製品はものすごく風が出てる!」って感じはありません。

レンズペンは、必要です。

使っているのは、ほとんどフィルタ-用のレンズペンです。

レンズフィルターを使用しているので、レンズはほとんど汚れません。

ファインダー用のレンズペンはたまに使うのであった方がいいです。

ファインダーを使用しない人はいらないけど、汚れてくるとファインダーを覗いた時に結構気になります。

上記の商品でなくても、下記の商品のように安いのでもいいと思います。

探せばもっと安いのもあります。

ちなみに、記事作成時に調べ直してみると、上記の商品は先がプラスチックですが、下記の商品は先がシリコンになっています。

だから、下記の商品の方がレンズに当たっても傷つかないので、いいかもしれません。

三脚

とりあえず固定出来ればいいかなと思ったので、メーカー問わず安くて高機能な商品を選びました。

その時はこれで十分かなと思って買いましたが、使い勝手は悪いです。

固定出来るので風景や家族写真は撮れますが、この手の機材は撮影までに時間がかかります。

また、もう少しコンパクトで軽いといいですね。

今思うと、もっと機能を削ったコンパクトタイプを買えばよかったと思います。

この商品は売り切れになっていて、再販される可能性は少なそうです。

参考に機能が知りたい方はこちら

レンズフード(付属)

レンズフードは欲しいと思っていたのですが、付属の有無がわかりませんでした。

レンズが来てから無かったら買おうと思っていたら、レンズキットのレンズには始めから付属していました。

少し驚きだったのが、レンズフードを使わない時は、反対にレンズに装着出来るところです。

フード使用時の装着画像

フード未使用時の装着画像

レンズフードが邪魔にならないのでいいのですが、裏返すのを忘れてそのまま撮影していることが多いいです。

それでも素人には、ほどんど影響ありません。

付属品

・カメラ本体
・レンズ
・レンズフード
・ACアダプター
・マイクロUSBケーブル
・バッテリー
・ショルダーストラップ
・ボディキャップ
・シューキャップ(てっぺんについているフラッシュを取り付ける所のキャップ)
・アイピースカップ(ファインダー部分の一部)
・説明書

箱はもう捨ててしまったのですが、性能が分かるように箱に一覧で記載されていたのを撮っていたので載せておきます。

初心者が2年使って実際どうだったかをレビューします。

家に来た時の感動から初心者が約2年間使って実際どうだったかを、良い点・悪い点に分けて書きたいと思います。

デメリット・悪かった点

悪い点から、書こうと思います。

勘違いするな!カメラは完璧じゃない。きれいな写真を残すには、努力が必要。

まずは最大のデメリットです。

それは、勘違いです。

スマホやコンタクトデジタルカメラからこのカメラに乗り換えれば、誰もが素晴らしい写真が撮れると思っているなら、それは間違いです。

α7Ⅲはもちろん、他のミラーレス、一眼レフ、どの高性能カメラでもキレイな写真を残したいなら、努力が必要です。

上の写真は色を編集しているのですが、現地で感動したような風景を再現するのは、難しいです

家族には「きれいだ」と言ってもらえるのですが、プロの写真のように、いつ見てもキレイだと思える写真にはなっていません。

また、こちらの写真↑は一見普通の写真に見えますが、端の方を見るとビルが中心に傾いて写っています

下の写真は拡大写真です。

上の写真は右端の拡大写真で左に傾いていますが、左端を拡大すると右側に傾いています。

小さく現像する場合は良いのですが、大きくすると目立ちます。

通常、このような写真の場合は、もっと広く撮影して端の部分を切って現像するそうです。

無知だったために、少し残念な結果になっています。

また、最近になって長崎の夜景を撮りました。

これも一見きれいに撮れているように見えますが、拡大すると違います。

脚立を使用して撮ったにもかかわらず、ブレています。

以前に、「脚立を使用するときは、手振れ補正をOFFにするといい」とネットに書いてあったのに、忘れていました。

不覚にも、帰って家で見てから思い出しました。

理由は、揺れていないのに補正されて、かえってブレた写真になる事があるそうです。

この時は時間がなく、現地で細分まで確認していなかったので、こんなことになりました。

この時は2枚だけしか撮れなかったのですが、2枚目は撮り終わってすぐに失敗だと思いました。

一枚目が少し暗いかなと思ったので、ISO感度をオートにしたのが失敗でした。

時間がないので諦めましたが、技術と知識の無さで、残念な結果になってしまいました。

ネットで「こんな写真撮れました」と、きれいな写真がアップされています。

しかし、そのような写真の背景には、アマチュアの方でも設定にこだわり、カメラの癖、光や影の使い方、構図、更には編集まで色々されています。

私はそれを分かっているつもりで買いましたが、考えが甘く、この記事を書くまで全く使いこなせていませんでした。

説明書を一通り読んで、わからない部分は、半分感覚で使っていましたが、使いこなせていませんでした。

毎回写真を撮っては、「なんかいまいちだなぁー」ってなることがほとんどで、「めっちゃいいやん!」って写真が出来上がるのは1%もありません。

記事を書くにあたって、どうだったかな?と思いながら説明書を読んでいると、1年半の経験があるので、やっと機能や知識もすんなり入ってきて、少しはうまく使えるようになってきました。

また、編集作業って結構大変で、色んな編集項目があるので感覚でやっても、思った通りに編集出来ませんでした。

まず、用語がわからない。露出補正ってなに?トーンカーブ?色調?もっと空を青くするにはどうしたたいいの?って感じです。

たくさんある項目を上から一つずつ変更していって、やっと空の青さを変更出来たと思っても、もっと青かったかな?薄かったかな?と色々調整しているうちに、何がキレイなのかわからなくなってきます。

しかも、空を明るくしたら、雲がぼやけてきて、どうしたらええねん?って感じで、もういいかってなります。

それも、調べたり本を買ったりしなかったからだと思います。

もう少し努力すれば、もっと早くいい写真が出来たと思いますが、この記事を書かなければ、改めてカメラと向き合う機会もなく、適当に使っていたと思います。

もしカメラで撮るのは好きだけど、設定はお任せで撮りたいし、編集は面倒だなと思うなら、一眼レフやミラーレスを買うのはおすすめしましせん。

カメラの機能が優れたスマホでベストだと思います。

起動が遅い。

起動から撮影出来るまでが遅いので、シャッターチャンスを逃すことがあります。

公園に行って子どもと遊んでいると、「めっちゃいい笑顔してる!」ってことがあります。

肩に掛けているカメラを取りつつ電源を入れるのですが、構えてもまだ起動中。

「はやくー」っと思っていながら、シャッターボタンを連写するも、「カシャ」と聞こえた時には、子どもは違う方向を向いて、「あー残念、可愛かったのにー」ってなります。

愛犬や子供と遊びに行っても、常に構えて写真を撮っていません。

子どもと遊んだりしている時に、「かわいい」「撮りたい」と思ってから電源を入れて撮影します。

そして、撮り終わるとすぐに電源を切ります。



常に起動状態だと、誤動作だったり充電が早く消費すると思うので、電源を切るようにしています。

だから、起動時間が遅くて撮り逃すことがあります。

電源を切っていなくても、触っていないと自動でスリープになります

スリープからの復帰も遅いので、どちらにしても撮り逃します

これは、ミラーレスだと仕方のないことかもしれませんが、もう少し早く起動して欲しいです。

動画では、画面が写ってから一瞬画面が黒くなるところまでなので、約2秒かかっています。

F値とシャッタースピードのダイヤル回転方向を自由に設定出来ない。

赤丸印の所に、切り替えのダイヤルがあります。

マニュアル撮影の時は、どちらをシャッタースピードにするか、F値にするか事前に設定できます。

私は、液晶画面のある方をF値の切替、レンズのある方をシャッタースピードの切替にしています。

F値とシャッタースピードの切替はダイヤルになっており、ダイヤルの回転方向によって数値の上げ下げが出来ます。

しかし、回転方向は、「通常」か「反転」しか選べずF値を逆にするとシャッタースピードまで逆になってしまいます

ダイヤル2つに設定1つは、無理があります。

「通常」設定は、F値を高くするには内側から外側回転、シャッタースピードを早くするには内側から外側回転です。

私は、F値を高くするのを外側から内側に回転にしたいので、設定を「反転」にします。

しかし、そうすると、シャッタースピードまで回転方向が逆になります。

シャッタースピードは、「通常」設定の方が良かったので、いつも間違います。

愛犬とドックランへ行くと、いつもは軽やかに歩いているのに急に走り出したりして、ブレないようにシャッタースピードを速くしようとすると、間違って逆回転で遅くしてしまって「またやってしまったー」って感じで撮り逃しています。

個別に設定出来るようになっていれば、いいなと思いました。

瞳AFの人と動物の切り替えは、忘れる&シャッターチャンスを逃す。

犬と子供がいると、その度に切り替えをしないといけないので、切り替えを忘れています。

それに、一応ピントは外さないので「まあ大丈夫でしょ」と思って撮影しようとすると、そんな時に限って、「どこにピント合わせてんの?」ってなります。

また、撮りたいと思った時にすぐに構えて撮りたいので、わざわざ切り替えてから撮っているとシャッターチャンスを逃してしまいます。

切替はすぐに出来るように、切り替えボタンを設定しています。

画像の親指横のC3ボタンを押すと、切り替えの表示がされますが。そのあと、上下どちらかのボタンを押して、決定を押す必要があります。

しかし、表情の一瞬をとらえるのにこの3工程は多すぎます。

人か犬のどちらか一方しか撮らないのであれば、問題ないと思います。

リアルタイムトラッキングに対応していない。

ソニーのαシリーズの一部の機種(α9)では、「リアルタイムトラッキング」に対応していますが、α7Ⅲは対応しませんでした。

けど、ネットで見ると、性能的には実装可能らしいので、アップデートのタイミングで機能が追加されるんじゃないかとひそかに期待していました。

しかし、アップデートでもされることはなく「やっぱり無理かーこれさえあれば最強なのに・・・」と毎回残念な気持ちに。

とうとうアップデートもなくなり、実装されないことが確定しました。性能的には実装可能らしいので、とても残念です。

この機能は、従来のロックオンAFを一新して、AIを活用し追従してピントを合わせ続けるシステムです。

要は、α7ⅢのロックオンAFよりすごいってことです。

これがあれば、もっと瞳を粘り強く追従してくれて素晴らしい機体になったのに、残念です。

瞳AFは、認識までが遅い。

速い時はすぐに認識してくれるのですが、遅い時はなかなか認識してくれません。

AFを作動させると、ピントが合っている部分に緑の枠が表示されます。

瞳AFが作動すると瞳が緑枠に覆われるのですが、鼻先や他の部分に当たるより、瞳にピントが合っている方が良いので、瞳AFが認識してくれるまで待ってしまう時があります。

そうすると、そんな時に限って瞳AFの認識が遅くて撮り逃してしまい「さっさと撮っとけばよかったー」ってなることがあります。

もちろん瞳AFは素晴らしく、素人でも素早くピントを合わせられますが、正直もっと瞳を検知しれくれるものだと思っていたので、少し残念です。

また、犬の瞳AFは精度が悪いです。

おそらく髪型の問題だと思いますが、毛で目が隠れていたり、下を見ていることが多いので、認識しないことが多いです。

特に犬の場合は、すぐに目をそらしてロックが外れてしまうので、素早く認識してくれないと困ります。

それにドックランだと他の犬が愛犬の前を通りすぎると、ピントが前を通り過ぎた犬に持っていかれることがあるので、犬がいっぱいの時は使えません。

動く被写体への、自動ピント調整機能は、カメラの癖をつかむ必要がある。

犬の場合、低い位置から撮るので芝生にピントが合ったり、身体に奥行きがあるので胴体などにピントが合うことがあり、人より難しいです。

ドックランで愛犬が私の方に走ってきたので、急いで構えてAFを作動させてとりあえず連写。

「撮り逃さなく良かったー」と思って写真を確認すると、「なんでやねん!」ってなります。
下の写真のオンパレードです。

地面にピントがあった写真↓

後ろ足にピントがあった写真↓

もちろん、素早く走っていても、しっかりピントは合わせてくれますが、後ろの景色にピントが合ってることもありました。

もちろん、何回もチャレンジしてやっと撮れた写真もあります。

ピントが合っている写真↓

構えて、AF作動させて、撮るだけでは無理です。

AFを作動させるときはできるだけ、愛犬を中央に持ってきてからAFを作動させると、比較的犬にピントがあいます。

確実なのは、AFを作動させてから愛犬の顔をタッチすれば、高確率で顔にピントが合った写真が撮れたりと、カメラの癖をつかむ必要があります。

人の場合は、身体に奥行きがないので、人にピントが合えばキレイに撮れます。

しかし、たまに背景にピントが合うことがあります。

サイレント撮影だとシマシマ模様でガッカリ。

ミラーレスの購入を検討している時に、ヨドバシカメラにソニーの店員がいたのでミラーレスの特長について教えて貰いました。

教えてくれたのは以下の内容でした。
・メカシャッターを使用せずに電子シャッターで撮影出来る。
・電子シャッターはメカシャッターのように寿命がない。
・電子シャッターなのでサイレント撮影が出来る。

これを聞いた時、もうメカシャッターなんていらないじゃんと思いました。

それに、子どもの演奏会等の発表時など、音が出ないから気兼ねなく撮影できてめっちゃいいじゃんと、一人心躍っていました。

しかし、子どもが生まれて病室でサイレント撮影すると、せっかく撮影した写真がシマシマ模様になっていました(速攻で消去したので写真は残っていません)。

えーなんなんこれ。。。せっかく良いのが撮れたと思ったのにーとガッカリです。

病室のシマシマ模様写真は消してしまったので、最近の写真です。

調べてみると、照明の波長によってシマシマ模様になったり、ならなかったりするみたいです。

だから、室内のライト下でも、なったりならなかったりするみたいです。

その後も試していると、撮影している時の液晶画面やファインダーにはシマシマ模様が映っていないので撮影前はわかりません。

この照明がシマシマ模様になる波長かどうかは、サイレント撮影してみないと分かりません。

だから、基本設定をサイレント撮影に設定している私は、何枚か撮り終えた後に確認するとシマシマ模様の写真が出来ていて、撮った後にショックを受けます。

それと、発表会の時に撮影できると期待していたのに、照明によっては使えないことに気付いて更にショックでした。

メカシャッターでの写真。(サイレント撮影オフ)

電子シャッターでの写真。(サイレント撮影オン)

追記:2021年に発売されたα1はそんなことないみたいです。とても高いですが。。。

スマホでの遠隔操作の接続が悪い時がある。

撮影者を含めて全員が写真に入る時には、スマホとカメラをWi-Fi接続して、スマホでの遠隔操作撮影をします。

しかし、スマホとカメラのWi-Fi接続がうまくいかない時があります。

大分に「恋叶トンネルアート」と言われるところがあり、トンネル内にいくつもアートが描かれていて、一緒に写真が撮れるようになっています。

全部は多すぎてキリがないので、いいなと思ったものだけ家族写真を撮っていたのですが、車中泊での旅行中でありカメラは節電、毎回撮り終わると電源を切っていました。

しかし、一ヶ所撮り終えると電源を切って、次の撮りたいアートに着いた時に、スマホと接続しようとすると、さっきはすんなり繋がったくせに、今回はなかなか繋がらない。

家族も用意出来てるのに、「まだー」っと聞かれ、ここでも「なんでやねん。さっきはすぐに繋がったやん、なんの違い?」ってなりました。

このトンネルでは、そんなことがいっぱいあって、流石に少しイライラしました。

一度接続すれば切れることはないので、そこは安心して使えますが、繋がらない時はイライラです。

遠隔操作ではピント調整が出来ない。

スマホの遠隔操作では、ピント調整が出来ません。

多くの場合は、全体にピントが合うようにF値を大きくしているので、問題ありませんが、ピント合わせをするのを忘れた時は、微妙にピントがズレていないか不安になりながら撮影しています。



また、後ろを少しぼかしたい場合などは、確実にピント調整が必要になるので、カメラまで戻る必要があります。

先ほどの恋叶トンネルアートの時も、「あーピント調整するの忘れた・・・スマホでは普通に見えるけど・・・」と一度カメラに戻り、AFを作動させてピント調整してから戻っていました。

しかし、途中からは、だいたい忘れても大丈夫だと思って戻りはしてませんが、背景と被写体が離れてる場合は、ピントが合わずにズレてしまいます。

カメラでの動画再生の音量が小さい。

動画を撮ってその場で確認したい時に、動画の音が小さくて、声が聞き取れないです。

長野県の素晴らしい景色に感動して、ユーチューブにアップしようと思って、動画を撮影したのですが、うまく音声が入っているか、風の音が邪魔していないか心配になりました。

これまでは撮影しても犬や子どもの動画だったので、声が大きくなくても、撮り直しすることもないので、気にしていませんでした。

しかし、今回は見てもらうための動画なので、確認すると、「声ほとんど聞こえへんやん?これ大丈夫かな?」ってなりました。

帰ってきてから、PCに取り込んで再生するとしっかり聞き取れたので良かったですが、ネットにアップする動画作成の時などは現地で確認したいので、カメラでの音量も大きければいいと思いました。

液晶画面の全情報表示に水準器が表示されない。

液晶画面もファインダーも、表示内容を切替することが出来ます。

液晶画面の選択の一つに「全情報表示」の画面があります。

しかし、下の画像にある水平を測る水準器が上の全情報表示には、表示されません。

設定の確認画面と水平を画面を切り替えずに行いたいので、一緒に表示して欲しいと思いました。

風景を撮る時に設定を微妙に変えたりするので、基本的は全情報表示画面で撮影します。

しかし、ほとんどの場合アングルを少し変えたりして撮影していて、このような場合はカメラを三脚に載せています。

だから、アングルを変えると水平が変わる場合があり、その度にファインダーを覗いて水平を合わせます。

ファインダーの場合は、少し中腰になってカメラを覗くので、体勢が少し辛かったです。



バンクーバーの写真を撮りに行った時も、一枚に入りきらない横長の風景を、3枚に分けて撮影して編集で1枚しました。

しかし、一枚撮影したら、カメラを回転させる必要がありました。

その度に水平は大丈夫かなと確認していたので、面倒くさかったです。



また、水平線とカメラの中心を頑張って合わせたので、へたに上下ボタンを押してズレるのが怖くて、水準器画面に切り替えませんでした。

時代遅れの無駄なUSB端子がある。

実は、USB接続端子が2つあります。

一つは、マルチ/マイクロUSB端子(USB 2.0)
一つは、USB Type-C端子(USB 3.1 Gen 1)

充電速度は、どちらでも変わりません。

しかし、転送速度は、USB3.1Gen1の方が約10倍速いです。

何らかの理由があると思いますが、マルチ/マイクロUSB端子(USB 2.0)を装備せずに、他の機能をプラスして欲しかったです。

付属の接続ケーブルが接続しずらい&短い。

充電やPCへの画像取り込みを行う時に、付属のケーブルを接続するとカメラの仕様上フラットな所に置けないようになっています。
なので、下の画像のように、テーブルの端っこに置くことが多いです。

また、コードも短く腕の活動範囲内にカメラを置くことになります。

気を抜いた時に肘がカメラに当たってカメラが落ちないか、いつもヒヤヒヤしています。

接続しにくい理由としては、キャップの問題で、キャップを横にすると、ケーブルと当たってしまって、カメラとの接続部分が歪な形になり、負荷がかかっていまします。

その状態で使用していると、いつかキャップの接続部分が潰れそうで、カメラを上の写真のように端っこに置いています。

付属のケーブルの転送速度が遅い

付属品のケーブルは 、マイクロUSB端子USB 2.0 用なので、遅いです。

帰ってきてから家事などいろいろして、寝る前にPCに取り込みます。

しかし、動画など重たいものがあると取り込みが遅くて、寝る時間が遅くなります。

少しの時間ですが、遅くなるので「また今度でいいか」と後回しになってしまします。

せっかく、USB3.1Gen1の端子があるので、USB 3.0のUSB Type-Cケーブルを付けて欲しかったです。

自撮りが出来ない液晶画面の可動角度。

液晶画面を見ながらの自撮りは出来ないようになっています。

液晶画面は可動するが、上の画像が最大可動域であり、液晶画面がレンズの方へ向くことはないです。

自撮りに対応している機種もあるので、見え方が上下逆になっても、自撮りに対応して欲しかったです。

動きながらの動画撮影は、機材が必要。

撮影者が動く場合は、手振れ補正がそこまで効かないので、見にくい動画になります。

手振れ補正は、手の小さなブレだけを補正してくれので、歩くような大きなブレは補正してくれません。

だから、動きながら撮影しようと思うと、機材がある方が良いと思います。

カメラ内で簡単な編集が出来ない。

友人とカメラを見せ合っている時に知ったのですが、オリンパスには、カメラ内で簡単な編集が出来る機能あるそうです。

見せてもらうと結構便利で、撮った画像をカメラで白黒に出来たり、セピア調に出来たりと、結構便利な機能で、「その機能あったら、もっと写真を楽しめそう!」と思いました。

そして、編集機能はどんな機種でも付いてるはずだというので、「え?そうなの?SONYだけないの?」と思いながら、友人にカメラを見て貰いました。

期待しながら待っていましたが、残念ながらα7Ⅲには、編集機能はありませんでした。

「その機能欲しかったな。。。」

SONYのα7Ⅲ購入は、ミスだったかなと一瞬思いました。

私はパソコンを持っていてパソコン上で編集するものだと思っていたので、何の不憫さも感じていませんでしたが、機能があった方が楽しめると思います。

重たい。

単純に重たいです。

実際に測ってみると、レンズ込みで998gありました。約1キロです。

一眼レフやミラーレスなどの高性能カメラは、重くて当たり前かもしれませんが、スマホやコンパクトデジタルカメラになれている私にとっては、重たいです。

ソニーのレンズキットのレンズは、オススメ出来ない。

色々調べたのに、結局レンズキットのレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」にしました。

広角は28mmと悪くない数字で、外では十分ですが、家の中で使用するには足りませんでした。

子どもの1才の誕生日に両親を呼んでお祝いしたのですが、[Happy Birth day]を貼れるのが、和室の壁しかなかったので、そこで写真を撮りました。

カメラから壁まで3m弱ですが、ギリギリ入った感じです。

人も多くて、狭いところで撮ったので仕方ないですが、両親4人がいなくても、もう少し広角に撮れたら良かったのになと思います。

ズームについては、70mmなので、全く足りなったです

子どもでも、犬でも、走って追いかけながら撮影は、出来ません。

それに、今撮りたい!と思って近づくと、こちらに気付いてこっちを見たり体勢を変えてしまうので、撮りそこなうことが多くなります。

なので、ズームについては、もう少し遠くまでズーム出来たら良かったなと思います。

F値については、思っていたよりまあまあ満足しています。

理由としては、F値が高いとボケないのかなと思っていましたが、ピントが近くて他が遠くにあるとボケてくれるからです。

下の画像は、焦点距離70mmF値5.6とF値が高いのですが、後ろが遠くにあるのでボケてくれて、愛犬が目立ってくれてます。

もちろん、より低い方が良いです。

広大なドックランだったので撮れていますが、犬同士が近かったり、室内ではどうしても、ボケた写真を撮るのが難しくなります。

F値については、思っていたレベルが低かったので満足していますが、全体的に中途半端なレンズになっているので、おすすめしません。

子供が小さいうちは使えない。シャッターチャンス逃しまくり。。。

子供が大きくなると色んな事に挑戦して、たくさんのシャッターチャンスが生まれると思っていたので、その時が来るのを楽しみに待っていました。

そして、大きくなるにつれて、たくさんのシャッターチャンスが到来したのですが、実際はカメラで全く撮れず、ほとんどがスマホでの撮影になりました。

何故かというと、手に持っていると一緒に遊べなかったり、いざという時に助けられないので、両手は常に開けて遊んでいます。

また、大きくなるにつれて走るのが早くなり、走って追いかけるのですが、その時の振動でカメラが壊れるんじゃないかという不安もあり、走るのが億劫になります。

しかし、子どもの安全を守らないといけない場面でそんなことも言ってられません。

斜めにかけるたすき掛けにするとカメラは安定しますが、撮りたい時に肩を抜かないと撮れないので、撮るまでがわずらわしく遅くなります。

また、どちらにしてもレンズが前を向いて飛び出ているので、遊具とかにレンズが当たらないか心配になり、常にレンズカバーをつけています。

そうなると、シャッターチャンスを逃してばかりになり、もうカメラいらないか?ってなって持ち歩かないようになりました。

そして、手軽に撮れるスマホの写真が多くなりました。

追記:子供が小さくてもカメラが使えるスリングを見つけました!

それが「CoreSling」というスリングです。

出典:makuake

何に惚れたかと言うと、体に密着していてレンズは下向き、撮影まで素早く構えられるスリング、更に撮影後も素早く密着させることが出来ることです。

出典:makuake

まだ市場には出ていませんが、マクアケというクラウドファンディングで支援するとリターンとして製品が貰えるものです。

クラウドファンディングというと、目標に達しない場合は無かったことになったりしますが、この製品はすでに目標を達成しているので確実に製品が貰えます。

ただ、値段が9445円と高いのと、まだプロジェクトが終了していないので製品が届くまで3カ月あるので悩みました。

おそらく、プロジェクトが終了して数か月後には市販され7千円ぐらいで買えるようになるかもしれません。

そう思うと、製品が来るのを更に数カ月延ばして、数千円をケチろうかなと思いました。

しかし、妻に相談すると妻から「子供の成長は早いし、今の時期にカメラを使わないと意味がないから、カメラが使えるように早く買ったら?」と背中を押してもらい、少しでも早く手元に来るように購入することにしました。

届くまで3カ月かかりますが、届くのが楽しみです。

届いたらレビューしようと思います。

メリット・良かった点

ボタンを自分好みに設定出来る。

ボタンの設定を任意に設定出来るので、良く使う機能を設定しておくことが出来ます。

私の場合は、フォーカスモードやエリアの切り替えや、瞳AFの人と動物の切り替えに使用しています。

ファインダーの見え方が調整出来る。

これは、どのカメラでもあるのかもしれませんが、人により目が近視だったりするので、近視の人でもファインダーを覗いた時にピントが合うように、ファインダー内の画面が手前にしたり奥にしたり出来ます。

液晶画面が上下に可動するので、上からや下からのアングルが撮りやすい。

液晶の画面が横ではなく上下に開くように可動するので、愛犬を撮る時に地面に近いところから撮りたいので、重宝しています。

たまに寝転がって撮ったりもしていますが、「下が土だから、嫌だなー」とか「せっかく可愛いのに、雨の後で芝生濡れてるし・・・」とか、地面がキレイな状況ばかりではないので、寝転ばずに下から撮れるのは嬉しいです。

そこは、「上下展開するα7Ⅲにしてよかったー」って思いますね。

画質がキレイ。

カナダのバンクーバーへ行って、念願の風景写真を撮りに行きました。画質は最高ですね。

細部を見てもしっかり写っています。フルサイズにしたので拡大しても細部まで細かく映っています。

「フルサイズのα7Ⅲにしてよかったー」と思う瞬間ですね。

液晶がタッチ出来るので、思ったところにピントを合わせやすい。

映したいものの手前に物があると、手前の物にピントが合いがちです。

しかし、液晶画面でピントを合わせたい物にタッチすればすぐにピントが合うので、簡単にピント調整が出来ます。

そうすると、手前にあるものがボケて良い写真が撮れます。

ピントがすぐに合う。

悪いところであまり良い言い方をしませんでしたが、ここまでピント合わせに困らない機種はないと思っています。

もちろん、上位機種のα9や最新のモデルの方が、もっと素晴らしいですが、ボタン一つでこんなに簡単に顔や目にピントを合わせることが出来るのは、本当に素晴らしいです。

コンパクトデジタルカメラの時は、「なんでやねん、ちゃう、そこちゃうって」とピント調整に苦労しましたが、α7Ⅲはそんなことありません。

離れると顔や目にピントが合わないことも多いいですが、それでも、ロックオンAFが常に体の部位にピントを合わせてくれるので、十分な写真が撮影出来ます。

暗くても撮影できる。

夜の街頭の下で撮影しましたが、ノイズもブレもなく撮れているので、「えーブレてない!めっちゃすごいんやん!」と初めて撮った時は感動しました。

コンパクトデジタルカメラだと絶対真っ黒かブレブレだったので、嬉しさマックスでした。

愛犬が動いてしまうとブレることもありますが、それは、私がF値やシャッタースピードを自分で変更しているので、オートにすればそれも軽減されると思います。

また、夜の動画撮影は、思っていたよりきれいに撮影出来ます。

ボタン1つで動画撮影が開始出来る。

公園で遊んでいると、子どもの初めてがいきなり訪れるので、「これは動画で撮らなあかん。」と写真撮影中に動画が撮影が必要になります。

その時に、ボタン一つで、すぐに動画撮影が開始できるのは、とても便利です。

他の機種は知りませんが、動画モードに変えてからスタートボタンを押すイメージだったので、びっくりしました。

子どもや愛犬を撮影していると、動画を撮りたいシーンがいくつも出てきて、すぐに撮影出来るのは、とても便利です。

設定を簡単に変えられる。

犬を撮っていたけど、景色がきれいだから、景色用に設定を変えるってことがよくあります。

その時に、設定を一つ一つ変えるのは結構時間がかかります。

しかし、あらかじめ設定を登録出来るので、回転させるだけで、設定を呼び出すことが出来て、素早く撮影出来ます。

メモリーカードが2枚セット出来る。

メモリーカードを2枚セット出来るので、たくさん保存出来て便利です。

しかも、わざわざ切り替える必要もなく、設定した通りに自動で振り分けてくれます。

もし片方がいっぱいになっても、空いてる方に保存してくれるので、助かります。

また、メモリーカードを抜くことはありませんが、抜くことがあっても、一つずつ抜けばメモリーカードを入れ忘れて撮影に行くことがないので、安心です。

本格的な動画機器になる。

30分の撮影制限はありますが、編集するのが普通の時代になったので、連続で30分撮影することもありません。

ブレ防止の機材や、マイク、イヤホンの取り付けなども出来るので、ビデオカメラよりきれいな画質、音質で動画が撮れます。

下の画像は、機材使っていません。音は編集でなくしています。

kamera

ユーチューバーとかでなく、一度、テレビの撮影クルーみたいな人の撮影現場を見たことがあるのです。

その時の撮影機材が方に担ぐようなビデオカメラではなく、ブレ防止の機材を取り付けたカメラで撮影されていました。

カメラを見ていると、撮影者の動きとは対称にカメラは滑らかに動いていて、カメラに詳しくない時でしたが、ブレない動画が撮れているんだろうなと思いました。

その時のことがあったので、カメラで動画撮影するのが良いと思いました。

スマホで遠隔操作、連写も出来て、子どもや愛犬がカメラ目線。

使い始めは遠隔操作機能があるなんて知らなかったのですが、たまたま友人が使っているのを見て知りました。

使用してみると、スマホを見ながら自分たちの立ち位置調整が出来るので、本当に便利です。

しかも、始めの方は「カメラの方向いて」と犬と子供に言っても、もちろん分かってもらえず、好きな方を向いていました。

そんな時に、妻が「連写したら、シャッター音に反応するんじゃない?」言うので、半信半疑ですが、試してみました。

すると、連写する「カシャカシャ」のシャッター音に反応して、カメラの方を向いてくれるので「これすごいやん!」カメラ目線で、一人感動していました。

確認すると、カメラ目線の写真がばっちり撮れました。

それからは、家族写真の時は連写で撮っています。

上の写真は、連写1枚目です。犬も子供も違うところを見ています。

下の写真は、連写中盤の写真です。犬も子供もカメラを向いています。子どもは耳の位置で分かって頂けると思います。

スマホで撮影しているので、右手にスマホを持っています。

一つ残念なのが、連写の画像はスマホで確認できないので、カメラで確認する必要があります。

すぐにスマホへ送信出来る。

スマホ遠隔操作を知った時に、見つけたのが、スマホへの転送機能でした。

いつでも、カメラとスマホを接続してスマホへ写真を送れるので、友達へ写真や動画を送るのが、とっても簡単です。

昔は、「家に帰ったら送ってあげようかな」と思いながらも、カメラからPC、PCからスマホと転送がめんどくさくなり、「まあいいか」と送らないこともありました。

しかし、α7Ⅲになってからは、「写真送るね」と積極的に送るようになりました。

ただ、動画の場合は、AVCHDという記録方式では、スマホへの転送が出来ませんでした。

始めは知らなかったので、友達に送れなかった記憶があります。

スマホとカメラをWi-Fiで接続するときに、カメラから選択するか、スマホから選択するか、どちからからでも選べます。

また、Wi-Fiの設備がなくても、スマホさえあれば、カメラのWi-Fiで送信できるので、家に設備がなくても大丈夫ですし、外でも大丈夫です。

接続するだけでPCへ転送できる。

PCとカメラをコードで接続すると、ソフトが立ち上がり、ボタン1つで保存できます。

また、コンパクトデジタルカメラの時は、「あれ?どこまで保存してたっけ?」となっていましたが、α7Ⅲを買ってから、PCに保存されている画像は保存されないように、ボタン一つで選択出来るので、とても簡単です。

ソニーの無料ソフトで編集できる。

カメラとPCを接続すると勝手にソフトがインストールされます。

その中に編集のソフトがあり、編集が出来ます。

他のソフトを使ったことがないので、良し悪しは分かりませんが、出来ないより出来る方がいいので、良かったと思います。

後日、編集ソフトを買いました。
初心者が編集ソフトを使いこなすには、結構な労力が必要です。
私としてはオススメ出来ませんが、ほんとの少しだけ記事を書いているので、気になる方はどうぞ。

2年間使っての「まとめ」

まずは良いところ、悪いところをまとめてみたいと思います。

悪いところ一覧

・高性能なカメラを買うと、良い写真が撮れると勘違いしてしまう。

・起動が遅く、撮り逃してしまう。

・F値とシャッタースピードのダイヤル回転方向を自由に設定出来ない。

・瞳AFの人と動物の切り替えを忘れる、切り替えている間にシャッターチャンスを逃す。

・リアルタイムトラッキングに対応していない。

・瞳AFは、認識までが遅い。

・動く被写体への、自動ピント調整機能は、カメラの癖をつかむ必要がある。

・サイレント撮影時、室内だとシマシマ模様になる可能性がある。

・スマホでの遠隔操作の接続が悪い時がある。

・遠隔操作ではピント調整が出来ない。

・カメラでの動画再生の音量が小さい。

・液晶画面の全情報表示に水準器が表示されない。

・時代遅れの無駄なUSB端子がある。

・付属の接続ケーブルが接続しずらい。

・付属のケーブルの転送速度が遅い&短い。

・自撮りが出来ない液晶画面の可動角度が浅い。

・カメラ内で簡単な編集が出来ない。

・重たい

・α7Ⅲのレンズキットのレンズは、中途半端でオススメ出来ない。

・こどもが小さいうちは使えない。(スリング購入で解決するかも)

良いところ一覧

・ボタンを自分好みに設定出来る。

・ファインダーの見え方が調整出来る。

・液晶画面が上下に可動するので、上からや下からのアングルが撮りやすい。

・フルサイズのイメージセンサーなので、画質がキレイ

・液晶がタッチ出来るので、タッチすると細かいところでもピントが合う。

・オートフォーカスのスピードが速く、ピントがすぐに合う。

・夜にシャッタースピードを上げても、ISO感度が高いので、ノイズが少ない写真が撮れる。

・ボタン1つで動画撮影が開始出来る。

・設定を簡単に変えられる。

・メモリーカードが2枚セット出来る。

・本格的な動画機器になる。

・スマホで遠隔操作、連写も出来て、連写のシャッター音で子どもや愛犬がカメラ目線になる。

・すぐにスマホへ送信出来る。

・接続するだけで簡単にPCへ転送できる。

・ソニーの無料ソフトで編集できる。

満足している理由&おすすめ出来ない人

良いところ、悪いところを一覧で書きましたが、総合するとカメラの性能は、申し分ない性能だと思います。

私は満足しています。

しかし!

初心者が、感覚だけできれいに撮れるかと聞かれたら、それは無理です

カメラのせいではありませんが、高いカメラを買うのと、いい写真が出来るのは、別だと思いました。

技術と知識がないと、いい写真は出来上がらないことが分かりました。

また、機能が多すぎてうまく使いこなせていないのが、私の現状です。

なので、今後は、カメラの性能を引き出せるように、使いやすいように機能を設定して、カメラが手になじむように撮りたいと思っています。

また、編集機能もソニーの元からある編集ソフトを使っていましたが、編集ソフトを買って、編集の知識や技術を身に着ければ、素晴らしい写真が出来ると思っています。

しかし、いままで書いた通り、ソニーα7IIIは、性能だけに頼って良い写真が撮りたい人には、絶対おすすめ出来ません。

そういう方は、今の高性能なスマホのカメラの方が綺麗な写真が撮れると思います。このカメラを買っても、様々な機能を使いこなせない可能性が高いです。

反対に、編集したり、知識や技術をつけたり、カメラの性能を引き出そうと努力出来る人は買ってもいいかもしれません。
ただ、後継のα7ivのオートフォーカスがかなり進化しているので、iiiを買うならivの方がいいと思います。

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